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「はいはい」
『…もしもし』
「終わったの?」
『うん、今から帰る』





すぐに電話に出た慎太郎の声を聞いて、めちゃくちゃホッとした。

今、どこら辺?って聞かれて、素直に場所を伝えたらそこで待っててと言われてすぐに電話を切られた。




…え?来るの?





マ「Aちゃんの彼氏?」
『うん』
マ「迎えに来るの?」
『いや、わかんない…たぶん…?』





携帯を見つめる私にマコちゃんが心配そうに聞く。

急に言われたからなんとも言えないけど、
そう、だとおもう……?


あまり理解出来てない私にマコちゃんは迎え来るなら安心だねと背中を撫でてくれた。




『さっきはありがとう』
マ「何もしてないよ!あの先輩が悪いし!」
『大学生って感じしたよね』
マ「あんなんキモイだけっしょ!もっとカッコイイ先輩いる!絶対!」




意外とズバズバ言うところ、ナユと似てるかも。
仲良くなれてよかった。


マコちゃんと少し喋っていると車のクラクションが短く鳴る。

その方に目線を向ければ、慎太郎が運転席から手を振ってた。




『なんで?』
「迎えに来た」




いつもなら、来なくていいよ!って言うんだけど今日だけはすごく有難かった。

横にいたマコちゃんは、彼氏さんだ!どうも!と挨拶を交した後、今度改めて紹介してね、ってすぐに帰っちゃった。

気を使ってくれたんだと思う。
改めてお礼しなきゃな。





「どう?サークル入りたくなった?」
『いや、』
「え、なに」




楽しかった?どうだった?なんてもちろん聞かれるのは分かってた。
嘘は付けなくて、んー、と濁すと心配そうにどうした?って信号が止まる毎に目線を合わせてくれる。





『…ちょっとしつこい人がいて』
「え?まじで?」
『でもマコちゃんとか、優しい先輩が助けてくれたから大丈夫だったんだけど』




ちょっと怖かった、と言えば
慎太郎の左手がすうっと伸びてきて

私の手を握ってくれる。

そして、やっぱ行くなって言えばよかった、と苦い顔をした。





「俺、行けば?なんて行ったけど内心、めちゃくちゃ迷ってたんだよね」
『…そうなの?』
「だってA可愛いもん」





だから帰りは迎えに来るつもりだったし、電話してって言ったのは近くで男の声がしないか確かめる為だったらしい。

愛くるしいなぁ、もう。




『好きです、』
「え…このまま俺ん家くる?」
『いく』
「え」





…サークルには入らないって決めた金曜日。





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設定タグ:森本慎太郎 , SixTONES   
作品ジャンル:ラブコメ
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作者名:蝶−アゲハ− | 作成日時:2021年9月16日 0時

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