貴方side ページ20
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親にはもちろん言ってない。
おば様には親から許可をもらってると嘘を言って
委員会に入ったってことにした。
不定期で会議があって1.2時間は遅くなると。
学校のそういう細かいところを知らない人でよかった。
おば様は疑ってたけど、
おば様もお父さんの相手は疲れるでしょう？私はもう高校生だから見張りがなくても言うことはちゃんと聞きます。と言えば、あっけなく了解してくれた。
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神「…A大丈夫なのか？」
『うん、大丈夫だよ』
ゲームセンターへ行く途中、ジンくんが
私を心配そうに見てきた。
おば様に嘘ついてきた、と言うと
苦笑いでまじで、と一言。
神「まぁでもバレた時は俺がなんとかするから」
『えぇ、そんな。ジンくん何もしなくていいから！』
ミ「ふぅー！ジンかっこいいー」
神「思ってねーこと言うな」
な？だから楽しも！と微笑んでくれたから
少し緊張が解けた気がする。
なんやかんやで不安だったし。
『慎太郎くん、来てくれたんだね』
「暇だったからな」
ミ「いつでも暇でしょ」
「うるせー」
慎太郎くんを横から見るのは初めてかもしれない。
初めてあった時も、座る形で話したし
屋上でご飯食べる時も彼はいつも寝転がってるし
ちゃんと立って歩いてる所を見るのも初めてな気がして……
身長、高いなぁとか、
横顔が綺麗だなんて、
変なことを思ってしまった。
ミ「じゃーん！これがゲームセンターです！」
『すごい！ガヤガヤしてるね』
神「最初なにすんのー？」
始めてきた場所はとても異空間だった。
いつも静かな家にいる私にとってこんなに大音量で音楽が流れてる場所って初めてで。
キラキラ光ってる液晶だったり、すでに遊びに夢中な高校生を見て、楽しそうって思った。
ミ「よし！A！遊ぶぞー！」
『うん！』
ミヤビちゃんは何も知らない私にいっぱいゲームをやらせてくれた。
車を運転するゲーム、バスケットボールをゴールにいれるゲーム、シューティングゲーム、他にもいろいろ。
そして見事に運動音痴な私は何をしても最下位。
シューティングゲームに関しては開始5秒でゾンビに襲われた。
『え、なんで…』
ミ「あはは！おもろすぎ！」
神「A、それは無いわ」
『ちゃんと撃ったよ！』
下手すぎて、慎太郎くんにも
お前、小学生以下だな。って笑われる始末。
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蝶-アゲハ-(プロフ) - みーさん» うっへー！ありがとうございます！滝涙。語彙力なくてすいません。これからも読んでください！お願いします！！（土下座） (2021年5月24日 23時) (
レス) id: 7d431f17aa (このIDを非表示/違反報告)
みー(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらってます！蝶-アゲハ-さんの書く小説がめちゃくちゃ好きです(;_;) (2021年5月24日 22時) (レス) id: ac72a53697 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蝶−アゲハ−
| 作成日時：2021年4月1日 0時
