貴方side ページ16
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次の日、当たり前につまらない朝を迎えて
いつも通り、学校に行けば
ミ「Aーー！！おっはよ！」
『………えっ！？』
私のいる教室に思いっきり乗り込んで
大声で喋りかけてきたミヤビちゃん。
彼女のハーフアップしてる髪がフワリと揺れる。
自身の登場と、私に話しかけてきた事で
教室にいる皆の視線を独占している彼女は
周りのことなんて何も気にせず
今日さぁ、お昼売店行くんだけど付いてきてよ！なんて言ってくる。
『え、あの…ミヤビ、ちゃん…？』
ミ「ん？なに？」
『ちょ、…え？なんで、』
…この状況わかってる？
ミヤビちゃん今、凄い注目されてるよ？
同時に私も凄い見られてるし…
私がオドオドして目を泳がせていると
ふふ、とお茶目に笑った彼女は
じゃ！またお昼ねー！なんて手を振って出ていく。
嵐のように去った後の静けさと言ったら……
まさにこの事なんだろう。
周りにいた生徒、皆がポカンとしてて
少しずつヒソヒソと声がするようになった。
-え、九条さんってミヤビって子と友達なの？
-あの子って確か、3組の子だよね？
なんで友達なんだろう。とか
友達と喋ってるところ初めて見た。とか
…色々聞こえてくる。
そりゃそう。
ただでさえ立ってるだけで目立つミヤビちゃんがわざわざ私のクラスに来て喋ってきたんだもん。
置いてけぼりにされた私は、
恥ずかしさと焦りでヒヤヒヤ。
それでも授業の始まるチャイムがなんとか
場の雰囲気をかき消してくれたけど。
授業に全然集中できなかった……。
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蝶-アゲハ-(プロフ) - みーさん» うっへー！ありがとうございます！滝涙。語彙力なくてすいません。これからも読んでください！お願いします！！（土下座） (2021年5月24日 23時) (
レス) id: 7d431f17aa (このIDを非表示/違反報告)
みー(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらってます！蝶-アゲハ-さんの書く小説がめちゃくちゃ好きです(;_;) (2021年5月24日 22時) (レス) id: ac72a53697 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蝶−アゲハ−
| 作成日時：2021年4月1日 0時
