9 ページ10
最高。
最高オブ最高。
たまたま忙しくてできなかっただけなのに、Aちゃんからお誘いが来るなんて。
ほんと、マジ・・・・ヤバかった。
なにあれ。
なんなの、あの可愛いやつ。
録画しとけば良かったって、今後悔してる所。
思い出したら危なくなりそうだから深呼吸をする。いや・・・・でも、あれはマジで・・・・あーもう、ほんと怖い。Aちゃん怖すぎる。
普段はヌナぶってんのに、不安になると甘えん坊になるってスキル高すぎる。そのままでいて欲しい。
「ヘチャニヒョン顔がニヤニヤしすぎ。」
「うん。可愛いだろ？」
チソンが嫌な顔してるけど、俺は今最高に幸せだからそれも可愛いって流してあげる。優しい俺。
「どーせ、彼女の事でも考えてんだろ。ほっとけチソンイ。」
ヤー！ヒョン！そんなに妬くなよ、自分に彼女居ないからって、って言おうと思ったら他のメンバーが一斉に俺を見る。
「はぁ？お前、彼女いんの？」
「わーヘチャニの彼女かわいそう。」
「物好きだね？」
「ひゃー！どんな人？見たい！」
いやいや、お前らマジで。失礼な奴らだな。ちょーぜつ可愛いし、最高だけど絶対にお前らには見せてやんないし、紹介もしてやらん。
「ヘチャニヒョン・・・・に、彼女・・・・」
「どしたー？チソンイ、そんなにヘチャニが彼女いてショックなの？まぁ、俺もショックだけど。彼女がかわいそうで。あいつのどこがいいんだろうね？」
「ロンジュニ聞こえてるから。それ、全部聞こえてっから！」
このやりとりに爆笑してるヒョンは放っておいて、Aちゃんとツーショットで撮った写メを2人に見せれば
「わ、可愛い・・・・ますます謎。」
「アイゴー弱み握ってんの？」
「ジェミナ、警察呼ぶ？」
「どこで捕まえたんだろね？」
とか、ヒートアップする悪口達。
いーよいーよ。せいぜい羨ましがっておけばいい。
俺とAちゃんは愛し合ってるし、仲良しだから。
「でもさ、ヘチャニすごい独占欲強そう。」
そのロンジュニの言葉に、
「あったりまえじゃん。できるなら大事にしまっておきたい。」
出てしまった本音が、メンバー全員を引かせたことは間違いない。
君たち、わかってないなー？
これも立派な愛だよ？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1607人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：HORANNABI | 作成日時：2023年3月16日 19時
