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電車に乗って暫くして着いた目的地。
ねぇ、駅着いた瞬間からわかっちゃったよ、、、
『慎太郎………まじ?』
「まじまじ、A好きでしょ?」
彼が連れてきてくれたのは夢の国。
クリスマス仕様になってるテーマパークは私が大好きで慎太郎と行きたいって行ってた場所。
だけど、慎太郎は人混み嫌いだし長時間並ぶのも好きじゃないから、私が行きたいなーってさらっと言った時、あんまり反応良くなくて。
あぁ、やっぱ好きじゃないんだなーって諦めてたのに。
『慎太郎、こーゆーとこ嫌いじゃん』
「いや?俺、全然好きだよ」
『え?じゃあ………』
なんであの時、反応薄かったの?って聞いたら
その時にはイブに行く計画を立ててたらしく、バレる!と思ってわざと興味無いフリをしたらしい。
「あの時、俺も行きたい!って言いたかったけどさあ、それ言ったら今度の休み行こ!ってなるじゃん。それを阻止したかったのよ」
『ん〜!やられた〜〜!!』
嬉しすぎて、ワクワクが止まらない私。
握ってた手をぎゅっとしたら、慎太郎は
じゃーん!と笑ってチケットを見せてくれた。
『うわ!慎太郎が買ってくれたの??』
「今日はAの夢叶える日だからね」
さっきまでの家でぐぅすか寝てた慎太郎どこ…
いつもカッコイイけど今日は1番カッコイイ。
行動も言葉も、なにもかも。
「よし!じゃ、楽しんじゃお〜!」
頭につけるカチューシャを選ぶだけで30分
恥ずかしがるかなって思ったけど
案外ノリノリな慎太郎。
彼もテンション上がってるのか、待ち時間もずっと口が止まらないの。
それをウンウンって聞いてたらすぐ順番来るし、
絶叫系の時の慎太郎、声めちゃめちゃ張るし
いろいろ楽しすぎてあっとゆーま。
『もう閉園だって』
「え?まじ?」
人の波が出口ゲートへ流れていく。
もうそんな時間か、とその波を見つめてると
彼に名前を呼ばれる。
「A」
『ん?』
「写真撮るでしょ?あそこで」
後ろ髪を引かれるように歩いていた私に
慎太郎が指さした場所は、よくインスタで見る写真スポット。
さっき、シンデレラ城の前で撮ったことに満足してた私はすっかりその場所を忘れていた。
『いいの?』
「いいに決まってんじゃん!人少ないし今しかないよ」
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蝶-アゲハ-(プロフ) - はるさん» 喜んでいただけたみたいで!よかったです!引き続きよろしくおねがいします! (2020年12月1日 23時) (レス) id: 7d431f17aa (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 蝶-アゲハ-さん» わん太郎くんかわいかったです!!!最高でしたら!!返信までありがとうございます!!これからも楽しみにしてます! (2020年12月1日 15時) (レス) id: f04629c996 (このIDを非表示/違反報告)
蝶-アゲハ-(プロフ) - はるさん» お待たせ致しました!ひったすらに甘々か、わからないですがリクエストのほう書かせていただきました!これからもよろしくお願いします! (2020年11月25日 21時) (レス) id: 7d431f17aa (このIDを非表示/違反報告)
蝶-アゲハ-(プロフ) - まいちゅんさん» はじめまして!コメントありがとうございます!ホントですか!?凄く嬉しいです(><)今後ともよろしくお願いします! (2020年11月18日 23時) (レス) id: 7d431f17aa (このIDを非表示/違反報告)
蝶-アゲハ-(プロフ) - ゆらさん» お待たせ致しました!リクエストのほう書かせていただきました!遅くなって申し訳ございません。リクエストありがとうございました! (2020年11月18日 23時) (レス) id: 7d431f17aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蝶−アゲハ− | 作成日時:2020年10月29日 0時