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数分後、田中くんは北斗くんを連れてクラスに戻ってきた。
松「おい、なんだよ」
田「松村さん着席〜」
ダルそうに、クラスに入ってきた北斗くんは
田中くんに言われて私の隣に座った。
慎太郎は北斗くんが入ってきた瞬間
ずっと見ていた携帯から目線を外し、彼を見る。
ジ「北斗〜、慎太郎がAちゃんを嫌ってるの」
『え!嫌ってるの!?』
「嫌ってねーよ、大好きだわ」
ジェシーくんはまた違う方向に解釈して北斗くんに伝えてる。
驚いた私に対し、慎太郎はやっとジェシーくんのその言葉に反応した。
し、しかも…
『だ、だ…大好き……』
ジ「うぇ!?HEHEHE!」
「あ、ちょ、まって。やばい。」
反射的に言ってしまったみたいで、
後に気づいた慎太郎はあたふた。
それを見てジェシーくんは大笑い
田中くんは…やっぱりな、みたいな顔で
北斗くんは状況がわからずずっと眉間にシワ。
田「俺の読みが当たったわ。」
松「は?なんだよ」
田「慎太郎、お前、北斗に嫉妬してんだろ」
『え?』
そうなの?
慎太郎は田中くんに言われて、気まづそうに
ちげーよ、と返す。
ジ「あ!そーゆーこと!?」
松「おい、なんで俺が嫉妬されんだよ」
『私に怒ってるんじゃないの?』
「怒ってはない」
田中くん曰く、北斗くんと私が同じクラスでお互いに勉強を教えあったり、移動教室で喋ってる所を見て、さらに2人で楽しそうに話してた所見たことにより嫉妬したんじゃないかと。
それを聞いていた慎太郎は、我慢出来なくなったのか
ああーーー!と叫んでから不満を爆発。
「北斗とA、いっつも喋ってんだもん。俺だって授業中Aの顔眺めたいし、紙とか渡して喋ったりしたいのに!北斗だけずりぃ!俺も1組が良かった!」
松「待て待て、Aを眺めてねぇし、授業中に紙渡してやり取りとかしてないから。お前の妄想どーなってんだよ」
田「いや!わかるよ慎太郎!俺も、Aちゃんとキャッキャしてーもん!」
え……っと?
待ってよ、置いてけぼりなんだけど
慎太郎は機嫌が悪いんじゃなくて嫉妬してただけ?
………私と一緒に授業受けたいと思ってくれてただけ?
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蝶-アゲハ-(プロフ) - はるさん» 喜んでいただけたみたいで!よかったです!引き続きよろしくおねがいします! (2020年12月1日 23時) (レス) id: 7d431f17aa (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 蝶-アゲハ-さん» わん太郎くんかわいかったです!!!最高でしたら!!返信までありがとうございます!!これからも楽しみにしてます! (2020年12月1日 15時) (レス) id: f04629c996 (このIDを非表示/違反報告)
蝶-アゲハ-(プロフ) - はるさん» お待たせ致しました!ひったすらに甘々か、わからないですがリクエストのほう書かせていただきました!これからもよろしくお願いします! (2020年11月25日 21時) (レス) id: 7d431f17aa (このIDを非表示/違反報告)
蝶-アゲハ-(プロフ) - まいちゅんさん» はじめまして!コメントありがとうございます!ホントですか!?凄く嬉しいです(><)今後ともよろしくお願いします! (2020年11月18日 23時) (レス) id: 7d431f17aa (このIDを非表示/違反報告)
蝶-アゲハ-(プロフ) - ゆらさん» お待たせ致しました!リクエストのほう書かせていただきました!遅くなって申し訳ございません。リクエストありがとうございました! (2020年11月18日 23時) (レス) id: 7d431f17aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蝶−アゲハ− | 作成日時:2020年10月29日 0時