慎太郎side ページ16
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��私が消した��
一瞬、意味がわからず
数秒の沈黙が俺らの間に流れた。
シ「私が彼女をスカウトしたんだ。だけど、Aの両親は私を信用してなくてね。」
整理が追いつかず、固まったままの俺に目向きもしないでシンさんは続ける。
シ「絶対彼女ならこの業界で有名になれるって確信を持ってたのに、それを断ったんだよ」
「だから………？」
シ「だから、Aをこの世界に入れるために彼女から親を奪った。」
それがどういう方法なのか。
それまでは言わなかったけど、シンさんの表情やこの状況からして嘘をついてるようには見えなかった。
「それ…犯罪ですよね」
なぜそれを俺に今、伝えたんだろう。
Aには伝えないと思ったからなのか？
シ「……それほどAが欲しかったんだ」
二ターっと不気味に微笑むシンさんを見て
俺は彼がAに依存してると思った。
シンさんが彼女を欲しがるあまり
法を犯し、彼女を思い通りにさせ、
反抗したら力で制御させる。
それほどまでにAを離さない。
Aは尊敬や感謝の気持ちを持ってシンさんとは接していたはずだけど、
彼は違ったんだ。
Aが好きとかのレベルじゃなく
愛とかそういうカテゴリーでもない
ある種の依存。
「彼女は、あなたの道具じゃない。」
1人の人間。
20数年、縛られて生きてきたんだ、あなたのために。
もうそろそろ自由にさせてやってほしい。
お願いだから、と頭を下げる俺に
シンさんは平然と言う。
シ「そうだね、人間だ。だけど、私の言う通りにして貰わないと、次は君が危険になるんだよ」
��君もAの親のようになりたいか？��
と。
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蝶-アゲハ-(プロフ) - まーさんさん» ありがとうございます！本当、私が思い描く慎太郎くんはイケメンの塊になりましたｗｗｗまた次回作まで楽しみに待っていてください！ (2020年9月13日 20時) (
レス) id: 7d431f17aa (このIDを非表示/違反報告)
蝶-アゲハ-(プロフ) - リナさん» 幸せになって頂けたなら本望です。最後までお付き合いありがとうございました！次回作もお楽しみに！！ (2020年9月13日 20時) (レス) id: 7d431f17aa (このIDを非表示/違反報告)
まーさん(プロフ) - 完結おめでとうございます(´∀｀*)しんたろーくんイケメン過ぎです(笑)そしてお疲れさまでした！ (2020年9月13日 11時) (レス) id: 736362cb74 (このIDを非表示/違反報告)
リナ(プロフ) - 更新されるたび幸せな気分になってました。お疲れ様でした。 (2020年9月13日 1時) (レス) id: 26344d9bd5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蝶−アゲハ−
| 作成日時：2020年7月29日 0時
