慎太郎side ページ4
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昔の俺だったらそういうの
すぐしんどいって感じてたかもしれない。
でもなんでだろうね、
Aちゃんだと何でも嬉しいの。
「ちょっとまって」
寝室に入っていった彼女を追いかけて
半開きのドアを覗けば
部屋の電気も付けずに
ベッドに腰掛けているAちゃん。
別に喧嘩になったわけじゃないけど
変な感じのままで明日迎えるなんて嫌じゃん。
しかも俺、まだ多分誤解されたまんまっぽいし。
「このままで寝れるの？」
彼女の横に腰掛けて優しく言えば、
無言で首をぎこちなく振ってくる。
「……自分に自信ないって言ったけど、
それ俺のセリフだからね？」
『え……？』
嘘でしょ、みたいに驚いてるけど
その反応で彼女が自分の事をどれだけの人間か理解してないことがわかった。
「俺らより全然人気でさぁ、綺麗で可愛くて世界からも注目されてる存在の子が俺の彼女でいいのかって思うよ」
『そんなこと……』
「Aちゃんが何で俺なんかと付き合ってくれてるんだろうって思うし」
……ごめんね、めんどくさくて。と
さっき言われた言葉をそのまんま彼女に言えば
『私たち、一緒の事思ってたんだね』
俯いていた顔がこちらを向く。
窓から差し込む光が瞳に反射して
すこし潤んでるような、
「だね、」
思わずその目にみとれて
まぶたにキスを落とせば、
ふふ、って照れ笑い。
『慎太郎くん』
「ん？」
近い距離で名前を呼ばれ、何かと思えば
『大好き』
って耳元で囁かれる。
………もう無理っしょ、
.
肩を押して、ベッドに横たわらせて
俺が上からAちゃんに覆い被されば、
ちょっと慌てて、慎太郎くん？なんて呼ぶ。
「ハジメテだと思ってたから我慢してたけど、
……そうじゃないんでしょ？」
『………え？』
言ってることわかるよね？って細い手首を掴んで言っても、ちょっとまって、としか言わない。
てか、今更思い出すけど、俺が初じゃないのムカついてきたわ。
まだちょっと抵抗を見せて
弱い力で腕を振ろうとする。
『まってまって』
「A。」
俺が“A”と呼び捨てにしたら、
ピタッと動きが止まって
『ねぇ………ずるい。』
そう言って力を緩めるの。
それがOKのサインでしょ？
あとはお互いが求めるようにベッドに沈むだけ……
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蝶-アゲハ-(プロフ) - じぇべさん» コメントありがとうございます！やばいです！まじで！(笑)とにかくTVerで何度も見まくってます。私的ベストof沢田は3話です(聞いてない) (2020年6月20日 15時) (
レス) id: 7d431f17aa (このIDを非表示/違反報告)
蝶-アゲハ-(プロフ) - めいさん» 嬉しいです！ありがとうございます！後光見えますね確かに！(笑)クールなリーダーのくせしてヤンクミのこと大好きとか…ずるい設定！！爆笑 (2020年6月20日 15時) (レス) id: 7d431f17aa (このIDを非表示/違反報告)
蝶-アゲハ-(プロフ) - ゆんてゃさん» 好きだなんて…ありがとうございます！(´TωT｀)気が合いそうなら仕方ないです、今からサシメシしましょう(冗談)ｗｗｗｗｗｗｗ (2020年6月20日 15時) (レス) id: 7d431f17aa (このIDを非表示/違反報告)
じぇべ(プロフ) - 初コメです！いつもの楽しみに見てます。ごくせんの潤くんやばいですよね！帝王感大好きです…… (2020年6月20日 14時) (レス) id: ba4b400b90 (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - この作品大好きです！だからこれからも読ませていただきますね！ごくせんの松潤、私には後光が見えました笑 (2020年6月20日 13時) (レス) id: 80de75d42c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蝶-アゲハ-
| 作成日時：2020年6月6日 1時
