雑炊 ページ46
カーテンから漏れる太陽の光とともに目を覚ます。
洲崎がベッドで寝ていたので結局床で毛布だけかけて寝た。
枕もないのに床で寝るのはさすがにしんどいなぁ。
首痛っっ
寝違えた首をさすりながらキッチンへ向かう。
軽く朝ご飯の準備を進める。
洲「ん〜〜」
洲崎がベッドの上で大きく伸びをした。
起きたみたい。
『おはよう』
洲「おはよ…？…あれ！なんで俺Aん家おるん？！」
ボサボサの寝癖がついた頭を抱えて考えている洲崎。
『飲みすぎ。詳しくはのむさんに聞いて』
「そうや…飲んでたわ…頭痛っ…」
二日酔いらしく気分が悪そう。
鍋を確認して火を止める。
『二日酔いだろうと思って雑炊作ったから食べて』
「天才やん…ありがとう」
洲崎は熱そうに冷ましながらゆっくり雑炊を食べた。
美味しそうに食べてくれるなぁ。
私も同じように雑炊を口に運ぶ。
洲「泊まっちゃってホンマにごめん。」
『全然大丈夫』
洲「俺なんか変な事言うてなかった？」
！！！
あぶないあぶない、危うく雑炊吹きかけるところだった。
洲崎は夜のこと覚えてないんだな。
『…んー言ってたかもね』
洲「なんでそんな風に言うん！？こわ」
『うそうそ笑 ぐっすり眠ってましたよ』
洲「なんやねん、良かったあ」
この時私には本当のことを言う勇気なんかなくて、むしろ洲崎が覚えていなくて安心さえしていた。
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ぱんだ(プロフ) - お褒めの言葉嬉しいです！書くのより読む方が好きなので是非読ませていただきます！ (2020年3月21日 13時) (
レス) id: 7a63ae3c8f (このIDを非表示/違反報告)
kurumikan212(プロフ) - ぱんださん» 私のコメントにわざわざありがとうございます。とても素敵な作品なのでまた読みますね！私の作品も是非読みに来てください。女芸人の日常とマネ日記、芸人病棟24時がおすすめです！ (2020年3月21日 12時) (レス) id: ff3c4dbaf4 (このIDを非表示/違反報告)
ぱんだ(プロフ) - kurumikan212さん» ご指摘ありがとうございます！一応直しました！ (2020年3月21日 12時) (レス) id: 7a63ae3c8f (このIDを非表示/違反報告)
kurumikan212(プロフ) - 大阪ですぞ！大坂になってるとこあるよ！ (2020年3月21日 10時) (レス) id: ff3c4dbaf4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱんだ | 作成日時：2020年3月9日 1時
