守りたい ページ9
JJ｢だって俺兵役……｣
｢別れなければ良いんじゃない？｣
終わりを恐れて恋人を作らないなんて、めんどうな話しだ
求められているのだからそれに応えれば良い
彼のマネージャーさんが言っていた
『ジェジュンはモテる』と。
｢兵役中にフラれることがあっても、それはしかたがない。
でも、それを乗り越えられる恋人が、もしかしたら今このタイミングで出来るかも知れない。
関係ないんじゃない？
恋した方が良いわよ？｣
JJ｢う〜ん……｣
彼は私の言葉に考え込むように黙った
そして
JJ｢分かった。彼女、探す！｣
そう、私に宣言をした
｢変な女には引っかからないように！
これは私からの忠告よっ！｣
JJ｢うん、分かった(笑)｣
やはり、彼と話していると弟を思い出す
高校生だった頃の弟が、彼女に振られて泣いていたとき
弟を振った彼女に文句を言いに行きたいほどに腹が立ったことを思い出す
”『なにっ！？私が文句言ってやるってのっ！』
『やめてよねぇーちゃん！俺もう大丈夫だからっ！』
『大丈夫なんかじゃないわよっ！私の大事な弟を泣かしやがって！
私がソイツを泣かせてやるわよっ！』
『恥ずかしいからホントにやめてっ！！』”
｢っふ(笑)｣
JJ｢なに？(笑)｣
思い出し笑いをしていた私を、ジェジュンは不思議そうに見ていた
｢弟がね、高校生の時に彼女に振られて泣いてたの｣
JJ｢うん｣
｢私腹が立って、文句言いに行こうとしたら弟に『恥ずかしいからやめて』って止められた｣
JJ｢あっはっ！本当にっ！？｣
｢うん。
だから、ジェジュンがもし振られたら
私が守ってやるからね！｣
JJ｢A……｣
｢私が、ジェジュンを守ってあげる。
ジェジュンが傷付けられたら私が仕返ししてやる。
だから、安心して彼女つくって｣
JJ｢っ……｣
彼はまだ若い
今は色々な経験をして大人になる時期
そうでないと、人の心の痛みも分からないバカな大人になってしまうから
彼は、彼のまま生きて欲しい
彼のままで。
JJ｢9人目、のお姉ちゃんか｣
｢ふふっ(笑)｣
水を飲みながらソファで笑い合っていた私達
すると不意にジェジュンは私に言った
JJ｢っふ(笑)
Aもさぁ……恋した方が良いよ｣
｢えぇ？(笑)｣
JJ｢だって……やっぱりAにも守ってくれる人が必要でしょ？｣
｢私は良いのよ、別に……｣
JJ｢良くないだろ？
俺が、良くない｣
「ジェジュン……」
JJ｢守ってあげたい、俺も。Aを｣
彼は少し泣きそうな顔で、そう言った
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みきぽん(プロフ) - １人ってほんっとに淋しい。『寂しいとウサギってしんじゃう』っていつも思ってる私です。←卯年じゃあないけど(-_- ;) (2020年4月22日 13時) (
レス) id: dafbf0b050 (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - 裕さん» ジェジュンをどうぞ、よろしくお願いいたします<(_ _)> (2020年4月21日 23時) (レス) id: 25d3b6e52c (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - alexisさん» 入隊前は色々ありましたからね〜 (2020年2月27日 14時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - 裕さん» ガンバってるジェジュンが笑顔でいることの私たちの幸せとすでに祈りのような想い…ヒロインの心持ちに私の気持ちをたぶらせてしまって…切ないです (2019年11月27日 17時) (レス) id: d8faaba8f4 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - alexisさん» 心の拠り所、っていうんですかね。人の強さって、そんなのも影響するんではないかと。 (2019年11月27日 14時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作者ホームページ：http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時：2019年5月14日 11時
