寂しがり屋だから ページ8
JJ｢はい。お水｣
｢ありがと｣
諦めてソファに腰を下ろすと、彼は私に冷たいペットボトルのお水をくれた
JJ｢お酒じゃなくてお水で良いの？｣
｢良いのっ！｣
JJ｢っふ(笑)｣
アルコールで火照っていにた体に、冷たいお水がとても美味しくて
｢はぁ……｣
JJ｢美味しそうに呑むね｣
ゴクゴクと飲んでため息をついた私を、ジェジュンは笑った
｢ねぇ？本当に眠くないの？｣
酔いが回っているように、目がトロンとなっている彼だけれど
眠そうな表情ではなくて
朝から仕事をして疲れているはずなのに
なぜこんなにも元気なのかが不思議だった
JJ｢まだ眠れないなぁ〜。
これできっとシャワー浴びたら余計目が覚めると思う｣
｢……タフだね、ジェジュンて｣
JJ｢今日あった面白かったこととか楽しかったこととか、寝ようとすると思い出しちゃうんだよね〜。
それで眠れないこともある｣
｢ふぅ〜ん。｣
JJ｢その時誰かに話したくなるんだよね。
だから誰も居ない時とか、夜中とか明け方とか。
誰かと話したくても、誰も電話に出てくれない｣
｢っふ(笑)当たり前でしょ？皆寝てるのぉ〜｣
JJ｢それが寂しいんだもんっ。だから余計眠れなくってさ｣
｢だから私が今日はその相手って事ね｣
JJ｢うん、そう！
なんかさぁー、ここでの暮らしって凄く楽しかったなぁ〜って。
毎日Aが部屋にいたし。全然寂しくなかった。
寂しかったのは……Aが『おやすみ』ってこの部屋から隣に帰るとき。
でも、後半ずっと部屋にいてくれたから
寂しくなることはなかったけどね｣
彼はペットボトルのお水をゴクンと飲みながら
思い出しているのであろう、その時の自分の気持ちを私に話した
『寂しがり屋』の彼の精神を安静させるためには
彼を一人にさせてはいけないと感じたと共に
強くなって欲しいという気持ちにもなる
その為にはどうしたら良いのか
きっと、それも『愛』が重要なのだと思った
｢ジェジュンって、ファンの皆に24時間必要とされているのにね(笑)｣
JJ｢えっ？｣
｢いつもiPhone見てるでしょ？
それにも毎日24時間色々な国の人からメッセージが届いてて、ずっと愛されていて必要とされているのに。
やっぱり、恋人……作ったら？｣
JJ｢恋人？｣
恋愛をして傷付いても、彼には愛される事が必要なのかも知れないと思った
彼が、強くなるために
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みきぽん(プロフ) - １人ってほんっとに淋しい。『寂しいとウサギってしんじゃう』っていつも思ってる私です。←卯年じゃあないけど(-_- ;) (2020年4月22日 13時) (
レス) id: dafbf0b050 (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - 裕さん» ジェジュンをどうぞ、よろしくお願いいたします<(_ _)> (2020年4月21日 23時) (レス) id: 25d3b6e52c (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - alexisさん» 入隊前は色々ありましたからね〜 (2020年2月27日 14時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - 裕さん» ガンバってるジェジュンが笑顔でいることの私たちの幸せとすでに祈りのような想い…ヒロインの心持ちに私の気持ちをたぶらせてしまって…切ないです (2019年11月27日 17時) (レス) id: d8faaba8f4 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - alexisさん» 心の拠り所、っていうんですかね。人の強さって、そんなのも影響するんではないかと。 (2019年11月27日 14時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作者ホームページ：http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時：2019年5月14日 11時
