打ち上げ終わりの明け方 ページ7
あれから、彼は順調にスケジュールをこなしていった
私も最大限、私の出来ることを毎日考えながら彼のサポートをした
朝早くから夜中まで、彼のマネージャーさんの話では
スタッフさんとの打ち合わせや意見の交換も、これまで以上に熱心にしていたそうだ
仕事において妥協はしたくないという
彼らしい仕事の進め方だと思う
そして、当初予定していたスケジュールに二日ほど早く
彼の日本での仕事は終了した
大々的な打ち上げをスタッフさんと皆で行い
私もその席に参加をした
周りのスタッフさん同様、私も一先ず肩の荷が下りてほっとした
明け方くらいに打ち上げが終わった頃には、皆完全に酔っ払いになって
彼もそれにもれることなく酔っ払っていた
マネージャーさんと私の2人でタクシーで彼を支えながら部屋に戻ると
リビングのソファに彼は自分でバタンと横なになった
ﾏﾈ｢Aさぁ〜ん！もう俺も限界なんで部屋戻りますっ!｣
JJ｢あっ！おつかれっ！お疲れさまっ!｣
ﾏﾈ｢この酔っ払い、後はお願いします！｣
｢えっ！私ももう眠いわよっ！？｣
完全に酔っ払い３人
私も今日は酔っ払いだ
そんな私に彼をお願いされても困る
慌てて私はマネージャーさんの腕を掴んで訴えると
ソファに横になっていた彼が起き上がり
空いている私のもう一方の腕を掴んで引っ張った
｢っ！っえ？｣
JJ｢Aは帰っちゃダメーっ！｣
｢なんでよっ！？｣
JJ｢俺っ一人になるの寂しいもんっ！｣
｢はぁ！？もう寝かせて〜！｣
JJ｢ダァーメッ！｣
こんなやり取りをしている間に、マネージャーさんはちゃっかり玄関のドアを開けようとしていた
｢あっ！マネージャーさんっ！ちょっと！｣
ﾏﾈ｢おやすみなさいっ！Aさん！｣
ﾊﾞﾀﾝｯ
本当に自分の部屋に帰っていったマネージャーさん
私の疲れもドッと出た
｢はぁ……寝たい｣
JJ｢あっはっはっはっ！(笑)｣
楽しそうに笑う彼が、今日だけはイラついてしかたがない
｢私も帰るわ。おやすみなさい｣
そおっと彼から離れるように玄関に向かおうとすると
彼はまた私の腕を掴んで引き寄せた
JJ｢何で帰えんの？｣
｢はっ？もう朝なんですけど？朝っ！｣
JJ｢明日は休みなんだし別に良いじゃん！｣
｢ジェジュン眠くないわけ？｣
JJ｢うん。まだ平気｣
｢……。
じゃあ私は眠いのでこの辺で……｣
JJ｢あっは！(笑)だから帰んないでって！｣
どうやら、彼は本気で眠くないようだ
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みきぽん(プロフ) - １人ってほんっとに淋しい。『寂しいとウサギってしんじゃう』っていつも思ってる私です。←卯年じゃあないけど(-_- ;) (2020年4月22日 13時) (
レス) id: dafbf0b050 (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - 裕さん» ジェジュンをどうぞ、よろしくお願いいたします<(_ _)> (2020年4月21日 23時) (レス) id: 25d3b6e52c (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - alexisさん» 入隊前は色々ありましたからね〜 (2020年2月27日 14時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - 裕さん» ガンバってるジェジュンが笑顔でいることの私たちの幸せとすでに祈りのような想い…ヒロインの心持ちに私の気持ちをたぶらせてしまって…切ないです (2019年11月27日 17時) (レス) id: d8faaba8f4 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - alexisさん» 心の拠り所、っていうんですかね。人の強さって、そんなのも影響するんではないかと。 (2019年11月27日 14時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作者ホームページ：http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時：2019年5月14日 11時
