お酒と恋バナ ページ13
『カンパイっ』
勤務時間を過ぎ、ジェジュンは自分で作ったつまみと
お酒の準備を早々として、ダイニングの椅子に私が座るのを待って乾杯をした
｢タイはいかがでしたか？｣
JJ｢うん。凄く歓迎してくれて楽しかったよ｣
海外のお仕事を彼に聞いてみると、本当に彼はファンの皆が大好きなんだなという顔をした
｢良かったわね。皆ジェジュンを待ってるのね｣
JJ｢ふふっ(笑)熱心で本当に有り難く思う｣
｢うん｣
幸せそうな彼の表情
それを見て私もお酒を美味しく感じる
何杯目かでちょうど良くアルコールが回ってきた私達
話しは恋人選びについてに移った
JJ｢俺別に顔は関係なくてぇ〜｣
｢嘘ばっかり！若くて可愛い子が男の人は大好きなのよっ｣
JJ｢あっは！そんなことないよっ！ホントにっ！｣
｢誰も信じませぇ〜ん｣
JJ｢なんでーっ！(笑)｣
彼にも美味しいお酒になっているようで
私も楽しい
JJ｢まぁね、昔は見た目だったけどさ｣
｢ほら〜｣
JJ｢でもでもっ！今は色々失敗してきて学んだのっ！
気持ちが優しい子はさ、表情に出るんだよ。
顔立ちじゃなくて、顔つき。分かる？｣
｢ふふっ(笑)うん｣
JJ｢それを俺は見極めてんのっ｣
｢ほほぅ。で？居たの？そういう子｣
JJ｢それ聞く？居たら今こんな話ししてないじゃん｣
｢あははっ！(笑)なぁ〜んだ｣
JJ｢これっ！って感じの人にまだ出逢ってないの｣
｢『これっ』ねぇ〜……。でもジェジュンの場合、芸能界だから周りに居る子は必然的に可愛いものね。
誰を選んでも問題ない感じね(笑)｣
JJ｢芸能人は俺選ばないかもな〜｣
｢スタイリストさんとか？メイクさんとか？美容師さんとか？｣
JJ｢あっは(笑)｣
恋愛から遠ざかっている私には、彼とのこんな会話も女同士の恋バナみたいで楽しい
仕事で契約している彼だけれど、まるで友達のように気が許せる雰囲気だ
ひさしぶりに女を武器にせずに仕事が進んでいる気がした
JJ｢Aは？Aはどんな人がタイプなわけ？｣
｢うーん……私を愛してくれる人、かな｣
JJ｢誰でも良いの？｣
｢私もその人のことを好きになれて……だったら、誰でも良いかな｣
JJ｢韓国人でも？日本人でも？｣
｢うん。愛されてみたいなと思って。
愛する人に｣
JJ｢……そっか｣
｢うん｣
人の心は移り変わるものだ
だとしても、その瞬間に心から愛した人に
心から愛されたい
ただ、それだけで十分だと思った
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みきぽん(プロフ) - １人ってほんっとに淋しい。『寂しいとウサギってしんじゃう』っていつも思ってる私です。←卯年じゃあないけど(-_- ;) (2020年4月22日 13時) (
レス) id: dafbf0b050 (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - 裕さん» ジェジュンをどうぞ、よろしくお願いいたします<(_ _)> (2020年4月21日 23時) (レス) id: 25d3b6e52c (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - alexisさん» 入隊前は色々ありましたからね〜 (2020年2月27日 14時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - 裕さん» ガンバってるジェジュンが笑顔でいることの私たちの幸せとすでに祈りのような想い…ヒロインの心持ちに私の気持ちをたぶらせてしまって…切ないです (2019年11月27日 17時) (レス) id: d8faaba8f4 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - alexisさん» 心の拠り所、っていうんですかね。人の強さって、そんなのも影響するんではないかと。 (2019年11月27日 14時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作者ホームページ：http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時：2019年5月14日 11時
