癒やしの場所 ページ5
その後、マネージャーさんもすぐに部屋にやって来て
明日のスケジュールの確認をしていた
ﾏﾈ｢……これを明日に回して貰ったので、終了時間は多少伸びると思いますけど｣
JJ｢うん、分かった｣
片付けやお茶をだしながら、その話しをキッチンでこっそり聞いていた
明日もきつめのスケジュール
今日のしわ寄せが明日に回ってしまったから
また体調を悪くしないと良いのだけれど
彼の体の心配をしながら、心の不安が無くなれば
体調も今以上には崩れることは無いかもしれないと
キッチンで独り、静かに色々と考え巡らせる
ﾏﾈ｢じゃあ、お疲れ様でした。明日、時間になったら部屋に寄りますから｣
JJ｢うん。お疲れ様｣
マネージャーさんが帰る頃も、顔色はそんなに悪くはなく
いつもよりは声に張りが無いけれど、元気そうな感じだった彼
JJ｢さて、シャワーしようかな｣
玄関までマネージャーさんを見送って、キッチンに居る私の元へ来てそう言った
｢バスタブにお湯ためておいたから。
良く温まってね｣
JJ｢あぁ(笑)うん、ありがとう｣
マネージャーさんとの打ち合わせ中にお湯をためておいたお風呂
昼間にぐっすり眠ってしまった彼に、夜もきちんと眠って欲しかった
この部屋にいる時間で、できる限りのことはしたい
私の意地であっても
しばらくしてお風呂から出て来た彼
ミネラルウォーターのペットボトルを持って
リビングのソファに、肘掛けに頭を置いて
足を投げ出して横になった
｢温まった？｣
JJ｢うん。いつもよりゆっくりはいった。
なんか、スッキリした｣
｢そう。良かった｣
彼に話しかけながら、彼の頭の横のソファの下のカーペットに腰を下ろした私
この時間は、彼をリラックスさせるのが最優先だ
目を閉じて、腕を額の上に置いて
まるで眠っているように動かない彼
私も、できる限り物音はさせないように
気配だけを感じさせて、静かにお茶を飲んでいた
すると、ゆっくりと目を開けながら
彼は口を開いた
JJ｢誰かが部屋にいて、こんなに気を遣わないのって
何だか不思議｣
｢ん？そう？｣
JJ｢うん。
家族がこんな感じなのは当たり前なんだけど
友達も恋人も、好きな人達なんだけど
やっぱり、どこか気を遣わない事が出来ないって言うか｣
｢うん、そうね｣
JJ｢だから、初めてかも。
こんな感覚、家族以外で。Aが｣
彼の言葉に、自分が報われた気がした
｢良かった。そう思ってくれて｣
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みきぽん(プロフ) - １人ってほんっとに淋しい。『寂しいとウサギってしんじゃう』っていつも思ってる私です。←卯年じゃあないけど(-_- ;) (2020年4月22日 13時) (
レス) id: dafbf0b050 (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - 裕さん» ジェジュンをどうぞ、よろしくお願いいたします<(_ _)> (2020年4月21日 23時) (レス) id: 25d3b6e52c (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - alexisさん» 入隊前は色々ありましたからね〜 (2020年2月27日 14時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - 裕さん» ガンバってるジェジュンが笑顔でいることの私たちの幸せとすでに祈りのような想い…ヒロインの心持ちに私の気持ちをたぶらせてしまって…切ないです (2019年11月27日 17時) (レス) id: d8faaba8f4 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - alexisさん» 心の拠り所、っていうんですかね。人の強さって、そんなのも影響するんではないかと。 (2019年11月27日 14時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作者ホームページ：http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時：2019年5月14日 11時
