灰谷兄弟は実は三つ子だったようです

早く起きた朝は ページ7

ガバッ
『うわぁ！』
『え、(am)6時？』




ガチャ
『おじゃましま〜す
　開いてるなんて無防備だなー』

『蘭、蘭、寝てるの？』寝ている蘭の頬をツンツンする

蘭「ぅぅ…だれ」

『Aちゃんですよ』
『蘭？』

蘭「うるさい」

『いのしし』

蘭「……し〇」

『それ悪口？しりとり？どっちだろ』

蘭「どっちも」

『寝起き悪そうだから一旦戻るね〜』
ヒラヒラ手を振り部屋から出る


竜胆の場合

続いて竜胆の部屋に凸る

トントントンッ
『りーんどーくーん！あーそびーましょー』
軽快なリズムで問いかけるも沈黙が続く(笑)

『返事が無い、ただの屍のようだ』
『ってことで入るねー』
カチャリ、軽い金属音が響く

『何だよ鍵かかってるじゃん』
『なんの為の針金っピッキングの為さ』
ガチャガチャ…ガチャ ガチャリ

『失礼しまーす』
『りんどー起きてる？現在朝6時』

ねーねーと体を揺すってみる
「ん…おはよ」

『おはよ、寝起き竜胆拝みに来た』
朝から今日のエネルギー貰ったわ

「………鍵…え？どうやって入ったんだ？
　昨日確か掛けたはず…??」

『そんなの開けたに決まってるじゃん』

「はぁ…？ハァ…姉貴はそういう人だったな」

『知ってた』

「今何時」

『？一大事？』

「馬鹿なの？」

『流石にそこまでアホな珍回答しないよ』

「…じゃあ今何時？」

『ハイジ』

「あぁ6時ね、ハイハイ」

『凄っなんで分かったの？』

「携帯」

『チッチッチ 6時じゃないんだなぁ
　6:28分』( ･´ｰ･｀)どや


「もうちょっと寝さして」

『添い寝希望？』

「添い寝拒否」

『はぁーい』トボトボ自室へ帰る。

『おやすみ』



私もあとちょっと寝よう。

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