灰谷兄弟は実は三つ子だったようです

スカートは貸さんぞ ページ4

『手伝ってくれてありがと！』

『昼だし出前で寿司頼んどいた』

蘭「りょ」

相変わらずソファで仲良くダラダラする



ふと思う。
何か私だけ下着見られてボロクソ言われたな

『納得いかん！』竜胆のパンツ見よ(←何故そうなった

『りんどー』

竜「なに」

『大人しくパンツ見せな』

竜「え、キモ」

『私は下着見せたじゃーん』

『今度は竜胆の番じゃね？』

竜「ムリムリムリ」

蘭は本で笑っているのを隠している

竜胆は携帯をしまい抵抗する

竜「うわ！馬鹿力」

『なに、まだオムツ履いてるの？』

竜「んなわけねえだろッ」

『じゃあ見せなさいよ』

ピンポーン


『フッ…命拾いしたな竜胆。一時休戦だぁー』

蘭「ッッッ…!!!(声にならない程の笑い)」



皆でご飯タイム

蘭「はぁ…笑い死ぬところだった」

『寿司に救われたね』


蘭「ふはっ……」

竜「兄貴…助けてくれても良かったのに」

蘭「ん？見てて面白いだろ」

竜「兄貴…」














そして
今日は登校日

私3年だし、どうせあと1年だから今までの学校の制服でいいか

『私学校行ってくるけど二人は？』

竜「兄貴まだ寝てる」

『おーけー察したよ』

『行ってきまーす…と思ったけど道わかんない』

竜「は」

『りんど〜一緒に来てよ』

竜「無理だろ、兄貴どうすんだよ」

『じゃあ起こしてみんなで行こう』

竜「は…制服何処だっけ」

『……スカートなら貸してやんないぞ』

竜「いらねーよ」


竜「オレ兄貴起こしてくる」

『じゃあ私は朝ご飯とお弁当の用意する』



適当に20分で作る

蘭「俺らも学校行くの？」

『一緒に行こうよ、朝ご飯出来てるよ』


可愛いあくびするわりには寝起きめっちゃ悪そう


『あ、竜胆 制服あったんだ』

竜「うん、これ食っていいの？」

『うん、はよ食べて学校行こ』






その後連携プレーにて無事始業時間ギリギリアウトで登校しました。

『ふぅ間に合わなかった』←やった感出してるけど間にあってない


蘭「じゃあオレら先教室行っとくわ」

猫かぶり→←ちょっとそこ！ごりら扱いはやめなさい

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