灰谷兄弟は実は三つ子だったようです

ハロウィン番外編 ページ30

学校はサボり家でゴロゴロしていると

蘭「ねーねーA！ばぁっ！」
『？なぁに…ぎゃぁぁあ！』
仮装した蘭がAのすぐ目の前に

床でくたばる
果てたAと勝者(?)蘭


蘭「A面白いww」

竜胆「姉貴うるせー」

『クソ兄貴め…。待って腰抜けた…』

蘭「は、うそ。ウケるw」

竜胆「ダッセぇ」

『笑ってないで助けやがれっ』

蘭「やーだね！」
蘭はさっさと何処かへ行ってしまった。

『!!?……りんど〜〜ッッ！』

竜胆「俺も知らね」

くそぅ…竜胆まで裏切ったな



２時間後
放置されてたAはその腹いせに悪戯することに決めた。

まずは蘭

『らーんちゃん』←弾んだ声

蘭「んー？何？やっと立てたの？(笑)」

何笑ろてんねん
一番の原因貴方ね、はい死刑
『。。まぁーね』

『まあ良いや
　トリックオアトリート！
お菓子をくれなきゃイタズラしちゃうぞ』

蘭「えー面倒くさ、イタズラしていいよ」

『いいの？』

蘭「まぁ可愛い妹のすることだから大目に見てあげるよ」

『どの口が言う』

髪型変えてやろ
あと地雷メイク



『ププッ
　竜胆に見せてあげよ』

蘭「なになに俺にも見せて」

『いいよ(笑)』
高めのツインテールにしたけど髪色が凄いね
それでも美型だから違和感無いな

蘭「うわぁ似合わなw」

『竜胆に見せてあげようよ』

蘭「良いけどお前もやれよ？」

『なんで私も！？』

蘭「お前だけやらないのはズルいだろ〜」

『じゃあ蘭が縛ってー』

蘭「あとメイクもな」

『それは自分でやる』

蘭「遠慮すんなってwww」

『嫌な予感しかしない！』



完成
手鏡で自分の姿を見る

ツインテールはまだ良い
メイク………現代アートかな？


その後

竜胆「wwww」爆笑

蘭「どお〜？似合ってる？」
竜胆「兄貴似合ってるw
　 姉貴は"残念"w」

『そこは可愛いって言えよ』

竜胆「それ兄貴がやったの？」

『そうそう。蘭の地雷メイクは私がやりました！』

蘭「もちろん竜胆もやるよな？」
『ね？』

竜胆「俺はイヤだ」

蘭「りんど〜？拒否権はねえぞ」

竜胆「待ってって！やだ」

『大丈夫安心して可愛くしてみせる』

竜胆「姉貴は黙ってて」

『鼻炎気味』

竜胆「は？」

『ごめん』

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