灰谷兄弟は実は三つ子だったようです

血ハロ ページ28

家出してから早3ヶ月
もういい加減母親からの連絡もうざったくなってきた

実は毎日母からメッセージが届くのだ
心配性なんだかお節介なんだか
毒親には違いない。

『はぁ…』

そりゃため息もつく。
きたメッセージは気づいたら直ぐ消してしまう
誰にも言っていない。








『抗争？』

蘭「そそ」

竜胆「兄貴ッ！流石に連れてけないって」

蘭「え〜いいじゃん。見物だし」

『見るだけ？』

蘭「うん、そうだよ〜」

『じゃあ折角だし行ってみようかな』

竜胆「!?…マジで…」

蘭「因みにこれから行くから」

竜胆「俺ら着替え終わってる」

『ん？これから……？
　はっ？先に言ってよ〜！』
まじで言ってんのか…こいつ…(蘭)強すぎる










黒い人と白い人(語彙力)が沢山居る
『うぇ…いっぱい居る』

竜胆「"東卍"対"芭流覇羅"の戦いだ
　 大きい抗争だから皆見に来てんだよ」

『へぇ…((瓦礫の上に座るの初めてだな))』
※普通のJKは瓦礫の上に座りません。

竜胆の話も聞かないAは
二人の間の一歩後ろ辺りに座る




盗み聞き的なあれ(視点がよく替わります)


〜 当事者側 〜
千冬「東京中の顔役みたいな不良がみんな注目してんだよ」


〜 一方傍観者側 〜
千冬を見て一言
『何あの子可愛い』ボソッ

竜胆「?!」

〜 当事者側 〜

千冬「一声かけりゃあ百人以上が集まる六本木のカリスマ兄弟」

武道「千冬、千冬！あれAちゃんじゃないか？」

千冬「え、誰？」

武道「覚えてない？前集会で物陰から出てきた子」

千冬「もしかして最近出てきたっていう三つ子の真ん中って彼処の女か！？」

武道「え！そうなの？」

千冬「言われてみれば似てるような」
((強いのかな…))






マイキー((Aが何でここに？))

ドラケン((あ、あん時の奴。あの灰谷兄弟と関わりあんのかよ))

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