灰谷兄弟は実は三つ子だったようです

翌日 ページ26

『は、うそ』
昨日はさんざん看病してもらった。
朝起きるとすっかり体が軽くなり軽い足取りで竜胆の部屋へ

コンコンッコーン
『あーさでーすよー♪』

………
『返事がない。りんどー？入るよ』

ガチャリ
『鍵が掛かっていないだと…！？』←信用されていることに感動している(笑)

竜胆「姉貴…熱は？」

『熱も引いた。治ったよ』

竜胆「治んの早過ぎじゃね」

『だってほらバカは風引かないって言うじゃん』

竜胆「姉貴…色々間違ってる……」

何か竜胆の様子がおかしい
竜胆「そろそろ部屋出てって」

うーん何故だろう
『…』

竜胆「…ｺﾞﾎｯ…感染っちゃうから」

『もしかしなくても私のせいだね』

竜胆「ちげぇから早く部屋戻れ」

『違くないもん。今度は私が看病してあげるっ』

竜胆((姉貴が看病…？""""無理だろ""""))

竜胆「いいよ…大丈夫だから」

『無理しないで。
こういう時くらいお姉ちゃんに頼って欲しいな』

優しく言い頭を撫でる。







朝なのでまだ蘭は起こさず、おかゆを作る。

そういえば、、授業で習ってないな。おかゆ…
どうしよう、流石に病人に劇物食べさせるわけにはね…





『竜胆、おかゆ出来たよ。食べれそう？』

竜胆「ありがとう。それ自分で作ったの？」

『そうなんだよ…！習ってなかったんだけどね』

竜胆「げ…」

『ん？失礼な。病人にそんな危険な物は食べさせないよ』

竜胆「自覚済みかよ、じょあどうしたんだ？」

『1から勉強し直して作ってきた。』

竜胆「そこまでしなくてもコンビニで買えばよかったのに」

『はっ…！その手があったか………』

竜胆「そういうとこだよ」

『ふふ、冷めちゃうから早く食べて食べて』
あーんしてやろ(←

竜胆「いいって姉貴！自分で食える」

『照れない照れない。』

宅配に負けた→←風引いたぁ

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