灰谷兄弟は実は三つ子だったようです

行動原理 ページ24

次の日の昼



『うん、エマありがとね！あとマイキーも』

エマ「Aが居なくなっちゃうのは寂しいけどまたいつでも来てね」

『エマぁぁ〜！！暇なときに連絡するね！』

エマ「たまにで良いかな」

『照れんなって』

エマ「照れてないし」

マイキー「そろそろ電車来るんじゃね？」

『ホントだ、、じゃあバイバーイ！』

エマもマイキーも手を振ってお見送りしてくれた。











ピンポーン
……………

ピーンーポーーン

シーン……

『ワンチャン居ない可能性あり』
急に押しかけてきちゃったし
待ってよ

扉の前で遠慮せず座り込む



数時間後

『遅ーーーい!!』

目の前を通った猫がギョっとした。

『寒いな、寝よ』←どこでも寝れる猛者



更に数時間後

もう夜で暗い為よく見えない。

蘭「ハアァ……疲れた」

竜胆「暴れすぎ」

蘭「しょーがないじゃん」

竜胆「兄貴がボコったのこの間の奴だろ？」

蘭「…Aが『私が何？』」
竜胆「!?!うわぁぁぁ」
竜胆の顔の前にスッと立ち上がる

一方蘭は動じない

『わ…！うるさい竜胆っー』

竜胆「っ…!!冷たッ！」
手で口をふんわり塞がれた竜胆

『とりあえず家入ろうよ』

蘭「てか何で外で待ってたの？鍵は？」

竜胆「ごめん、掛けて行った」

『合鍵貰ってない』

蘭「じゃあ何で電話しなかったの？」

『すぐ戻ってくると思ったからデス』

竜胆「もしかして昼から居た?」

『よく分かったね！』

蘭「バカ」

『私の行動原理を教えてやろう(えっへん』

竜胆「いい」
蘭「キョーミ無い」

『ひどっ』

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