灰谷兄弟は実は三つ子だったようです

文化祭に向けて ページ13

もう秋なのに季節外れな猛暑が襲う

『エマ、おはよ
　 もう学校行かなきゃ』

エマ「え？もう？」

『そうなんだよ、遠いからさ
　帰る時連絡するね！』

エマ「うん分かった、学校頑張れ！
　行ってらっしゃい」

『行ってきます！』

朝から癒やしをもらえたから暑くても頑張るぞ



徒歩通学ちょっとキツいわ
電車も乗ってるけど


ガラガラ
『おはよう』

女子達「Aちゃんおはよー」

女子A「今日灰谷君たちと一緒じゃないの？」
女子B「あ、ホントだ」

『あぁ…(汗)今日は別々に来たんだ』


先生「お前ら席につけー」

先生「文化祭での出し物を今週中に決めます
　 皆で決めて先生に報告して下さい。」

生徒「えー、ダル」
　 「メイド喫茶だろ〜」
冥土？

先生「ん？今日は灰谷は休みか
　 A、一緒に来なかったのか」

『いや、その…はい』

先生「いつもの事だが連絡くらい入れろと伝えておいてくれ」

『はい、すみません』
なんで私が？今は関わりたくないんですけど

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