家を飛び出したら ページ2
『もうこんな家出ていってやるっ！！！』
「待ちなさいAっ」
「放っておけ、結局アイツらと同じなんだ」
突然家を飛び出しトボトボ行くあてもなく東京を彷徨う。
夜の街特有のネオンライト
『眩し…』
『もう無理！やってらんない』
「何が？」
「兄貴、知らない奴に声掛けない方が」
『え？その声は蘭と竜胆？…ってそんなわけ』
振りきざまに口を噤んだ。
蘭「ほらやっぱり」
『お願い家に泊めて！』
蘭「なんで？家に帰りなよ」
『飛び出てきちゃったの！』だから泊めてっと手を合わせてお願いする
竜「は、何で」
『話すと30秒くらいになるよ？』
竜「逆に30秒で説明できんのかよ」
『ん？無理』
『実は学校で人殴っちゃって親と喧嘩した』
竜「えぐ」
『行くところがないの…！』
蘭「あざとーい(笑) いーよ」
竜「えっ！？」
『いいの？やったぁー』
『うわぁ…凄』
蘭「そぉ？」
竜「そっちは一軒家か？」
『マンションだったよ』
Aは一通り探検した後
仲良くソファでくつろぐ二人
ソファの背もたれに前のめりになって寄りかかりながら話しかける。
『男二人でゴミ屋敷かと思ったら思ったよりキレイだね』
蘭「当たり前だろ」得意げに言う蘭と
竜「掃除してるの俺だけどな」凄く嫌そうな顔の竜胆
『私も増えたってことは……お世話にナリマース』
竜「姉貴は自分で掃除しろよな」
『えー何でだし』
蘭「竜胆は俺だけの竜胆だからな」
『竜胆は私だけの竜胆だしー！』
竜胆「恥ずかしいから止めてくれ…」
『照れてる竜胆かーわい』
蘭「それな〜」
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ごま・しおの野望(プロフ) - たみやさん» ご指摘ありがとうございます✨🤲今作では三つ子という設定で書かせて頂いておりますので、是非原作と違う三つ子バージョンの灰谷兄弟もお楽しみいただければなと思います。(*‘ω‘ *) (2022年5月31日 6時) (
レス) id: 1e9950bf74 (このIDを非表示/違反報告)
たみや - 灰谷年子だよ (2022年5月26日 20時) (レス) id: bc2f92c74f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ごましおの野望 x他1人 | 作成日時：2022年1月29日 7時
