ねぇ、ジミンくん ページ3
「従兄弟なんですか」
大きく目が開かれる
瞳がこぼれてしまいそうだ
いつもニコニコしている彼
糸のように細められた目ではなく、ぱっちりと開かれた目
ジミンくんが僕とジニヒョンを交互に見た
「あんまり似てないでしょ」
「隠すつもりはなかったんですけど、言うタイミングもなかったんです」
ジニヒョンの言葉に続けて言わなかった理由を説明する
ジミンくんは、頷いてからまたあの笑顔で言った
「なるほどです。びっくりしたけど仲よさそうで温かい気持ちになりました」
ジミンくんは優しい
その優しさが笑顔に出ている
従兄弟と知ってから僕とジミンくんの間にあった壁が壊されたように近くにいるようになった
ジニヒョンがよっぽど信頼されてるからってのもあると思うけど、安心ってのがあったんじゃないかな
見ず知らずの人より、自分の好きな人の知り合いとか兄弟ってなんか安心するよね
この人なら大丈夫って
結局ジニヒョンが好かれてるってだけなんだけどさ
「ねぇ、ジミンくん」
「なーに？ソンルくん」
「僕のこと、ソンルって呼んでください」
少しわがままを言ってみる
僕なりの心の解き方
「わかったよ、ソンル」
ジミンくんは暖かい
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重刄 - Rayさん» 初めまして。おもしろいと感じていただけて凄くうれしいです！更新頑張りますので、今後ともこの作品をよろしくお願いします！ (2019年11月17日 11時) (
レス) id: 519d7da900 (このIDを非表示/違反報告)
重刄 - ゆきさん» コメントありがとうございます！！そう言っていただけるなんてすっっっっごいうれしいです！！更新頑張りますね！！ (2019年11月17日 11時) (レス) id: 519d7da900 (このIDを非表示/違反報告)
Ray(プロフ) - 初めまして。凄く面白いです。更新頑張ってください (2019年11月16日 20時) (レス) id: 3f08d45607 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - すっっっっごいおもしろいです!!!!更新頑張ってください!!!!!! (2019年11月16日 16時) (レス) id: 3c03a882b7 (このIDを非表示/違反報告)
重刄 - ジンニムと爺さん» うひゃぁぁぁ（）コメントありがとうございます！応援に応えられるよう頑張りますね！！ (2019年11月3日 21時) (レス) id: 81c8f706e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：重刄 | 作成日時：2019年11月3日 9時
