◎石川慎吾 ページ8
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「明日マジのオフやから」
昨日の夜、慎吾から告げられた一言はそれだけだった。
普段はオフでも自主練やら飲み会、とかそんな理由でなかなか一緒に居れることはなくて。
久しぶりに一緒に居れるなんてことも思ってたけど
いざ朝になるとやっぱり起きてるわけはなくて。
気持ち強めに
「しんご〜」
って言ってはみるけど起きる気配は全くない。
仕方が無いから1人で起きてご飯作って、いつもの休日と同じように借りてきた映画を見る。
わたしもインドア派だし別に映画とか苦じゃないむしろ好き。
でもやっぱりせっかくの休日に1人で見るのは寂しい。
大きなため息を1つつき、リモコンを手に取った時。
「なにでかい溜息ついてんねん」
頭の上からそう声がした。
「なに？いつ起きてきたの」
「今。」
そう言いながら、キッチンの方へ歩いていく
「慎吾〜、ご飯は？」
「ん〜後がええ。それよりお前ももう1回寝ようや」
「何でよ、やだよもう」
「ええからええから。」
そう言って寝室に連れていかれる。
「おやすみ」
ベットに潜ってすぐに、その一言だけ残して眠りにつく慎吾。
「自由すぎるでしょ」
その一言すら聞こえていないような慎吾。
流石につまんないし、慎吾の顔をまじまじと眺めてると
ひぇ〜顔整ってんな〜とか、そんなこと考えてたら
「お前全部聞こえてるねんけど」
そんな声が聞こえる
「うっそ！！！」
「嘘じゃないわ、アホちゃう？」
心の声が漏れてるとかそんな漫画みたいな話、ただただ恥ずかしいだけで
「うっわ〜、最悪。忘れて、慎吾、忘れて」
「忘れるわけないやん。それよりさ、」
その言葉が聞こえてすぐ、
ふと視界が遮られ、唇に暖かい感触が伝わる。
「俺今無性にお前が欲しいんやけど」
笑顔で言う彼には逆らえない。
「御手柔らかにお願いします」
そのセリフに対して不敵な笑みを浮かべる慎吾。
明日の朝に不安しかないけど
たまにはこんな日もいいかもね。
( 慎吾、立てない、、、、 )
( 知らん！練習行ってくるわ！ )
( はぁ？ )
Sometimes these days
( たまにはこんな日も )
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リリ - 富夢さんありがとうございます。 これからも頑張ってください! 応援しています! (2018年7月15日 15時) (
レス) id: 4370d2c0ba (このIDを非表示/違反報告)
富夢(プロフ) - リリさん» 了解しました！ (2018年7月14日 22時) (レス) id: 2fb904d4f3 (このIDを非表示/違反報告)
リリ - いつも読まさせていただいてます。リクエストでホークスの上林誠知選手のお話を書いて頂ければ光栄です!! (2018年7月14日 19時) (レス) id: 4370d2c0ba (このIDを非表示/違反報告)
富夢(プロフ) - びびさん» 了解しました！ (2018年7月14日 16時) (レス) id: 2fb904d4f3 (このIDを非表示/違反報告)
びび(プロフ) - いつも読ませていただいています！リクエストでファイターズの玉井大翔選手お願いしたいです！よろしくお願いします(^^) (2018年7月14日 5時) (レス) id: 9cf6d66d81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：富夢 | 作成日時：2017年8月1日 8時
