番外編・参 ページ3
.
Aを殺せば無惨に殺されるのに。
阿呆だな。←
とまぁ、死んだ鬼なんて居なかったかのようにほのぼのとする。
蜜璃としのぶは念の為にと門前に藤の花を炊きに行った。
そんな中、Aは刀を仕舞ったまま、ぼーっとして動かない。
無一郎「A……?」
小芭内「いつまでそこに突っ立っているつもりだ?
鬼は倒したのだろ、こっち来て座れ。」
だか、Aは動かない。
冨岡「(もしかして、まだ)…血鬼術(の影響があるのか?)」
悲鳴嶼「あぁ……血鬼術に掛かったようだが……鬼は死んでいる。
効果は切れている筈だ……南無」
不死川「本当に大丈夫かよォ?」
Aは振り向き、ニコッと笑う。
そして、その場から姿を消した。
正式に言えば、呼吸により移動した為、速すぎて見えないと言う事だ。
煉獄「よも!何処へ行った!!」
宇髄「胡蝶んとこじゃね?」
そう、宇髄が一言零した次の瞬間、
小芭内「!ッ……んー!!」
押さえ付ける様な小芭内の声が部屋に響いた。
その場にいる全員が小芭内の方を向く。
そこには小芭内の口を片手で押え、両手を後ろで拘束しているAがいた。
無一郎「A…?何してるの?」
冨岡「対立違反だぞ」
Aは小芭内が付けている包帯の上から布をキツく巻き付け、声が出ないようにする。
そして、何処からか出てきた縄で素早く縛り上げる。
小芭内「ぅ……ん……んぅ……!!」
『五月蝿いわねぇ。黙ってお座りも出来ないのかしら?』
「「「「「「!?!?!?」」」」」」
小芭内を床に座らさせ、上から見下ろすA。
普段とは全く違う喋り方。
それを更に柱達を混乱させた。
悲鳴嶼「さっきの鬼の血鬼術か…!」
不死川「鬼は倒したんじゃねェのかよォ…?」
宇髄「取り敢えず地味に様子見だ」
.
599人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
廣岡唯 - あかんよwwwwww柱達どもが可哀想に南無阿弥陀南無阿弥陀 (11月15日 11時) (レス) @page10 id: 4e6dbece94 (このIDを非表示/違反報告)
廣岡唯 - 炭治郎とカナヲと玄弥と善逸と伊之助みたい俺も見たいぞ (11月15日 11時) (レス) @page2 id: 4e6dbece94 (このIDを非表示/違反報告)
MAER - 焦らしぷれー性癖なんで嬉しいです() (2020年10月3日 1時) (レス) id: 7446762651 (このIDを非表示/違反報告)
リオ - R指定になってるの、多分番外編が原因ですよ。私は平気ですが。 (2020年8月13日 18時) (レス) id: 0b66878cc1 (このIDを非表示/違反報告)
みかん - 私は、このお話は大好きですが、そういうのは苦手なので、詳細はなしが良いです。二回目ですが、本当にこのお話が大好きです。更新頑張って下さい。! (2020年4月14日 21時) (レス) id: a03bb62dba (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:五月雨雫 | 作成日時:2020年1月24日 22時