番外編・拾参 ページ13
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『良い眺めねぇ……!!』
宙に浮いてる者は少しした事で揺れ、縄が皮膚に喰い込む。
普段鍛えてはいるものの、全く別の刺激を受ける。
悲鳴嶼は背も高く、身体が大きい為、掛かる圧も物凄く大きい。
それもあり、悲鳴嶼は意識を落とした。
目隠しをされている冨岡、宇髄は何が起きたのかも分からないまま縄が喰い込む痛みがチリチリと訪れる。
涙目を浮かべていた冨岡はついに涙を零した。
目を隠している布を通して床にシミが出来る。
それを見ていた無一郎も線が外れた様に涙がポロポロと零れ落ちる。
柱達は動く事も出来ずただ痛みと快感だけを感じていた時―――。
パシンッ!!
と大きな音が響き数名に痛みが走る。
Aが真横に、剣を振るう様に鞭を振ったのだ。
宇髄「い"ぃ"………っぁ!!」
冨岡「ん"ぅ"……!!!」
そこから鞭を何度も何度も左右上下に鋭く振り続ける。
蜜璃、しのぶには一段低めの少しだけ柔らか目のを使用する。
と言っても速さが合わさって結局痛いが…。
柱達の悲鳴が部屋に響き渡る。
蜜璃「痛い!!っ痛い……よっ……A……ちゃっ……!っぁ……!!」
しのぶ「ふっ………っぁ"……っ!!も……やめ………く………だ……っぁ……い……っ!!」
不死川「って"ぇ……!!っ"ぁ"……!!」
小芭内「ん"っ"……ぅ"!!!!」
無一郎「っぁ"……痛いっ……!……ねぇ……!っぁ……Aっ……!や……めて……っ!!」
無一郎がそう、訴えかける様に声に出した。
すると、Aは鞭を打つ手を止め、鞭を床に置いた。
『あらぁ……皆こんなに泣いて呻いちゃって……可愛い♡』
Aほ全員の表情を眺める。
柱達はAが鞭を手放した事に安堵した。
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廣岡唯 - あかんよwwwwww柱達どもが可哀想に南無阿弥陀南無阿弥陀 (11月15日 11時) (レス) @page10 id: 4e6dbece94 (このIDを非表示/違反報告)
廣岡唯 - 炭治郎とカナヲと玄弥と善逸と伊之助みたい俺も見たいぞ (11月15日 11時) (レス) @page2 id: 4e6dbece94 (このIDを非表示/違反報告)
MAER - 焦らしぷれー性癖なんで嬉しいです() (2020年10月3日 1時) (レス) id: 7446762651 (このIDを非表示/違反報告)
リオ - R指定になってるの、多分番外編が原因ですよ。私は平気ですが。 (2020年8月13日 18時) (レス) id: 0b66878cc1 (このIDを非表示/違反報告)
みかん - 私は、このお話は大好きですが、そういうのは苦手なので、詳細はなしが良いです。二回目ですが、本当にこのお話が大好きです。更新頑張って下さい。! (2020年4月14日 21時) (レス) id: a03bb62dba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:五月雨雫 | 作成日時:2020年1月24日 22時