八拾弐 ページ38
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そしてもう一つ粉状の薬を机に出す。
煉獄「そっちは?」
しのぶ「こっちは媚 薬です。」
宇髄「はぁ?!媚 薬?!何でんなもん出してんだ。」
煉獄「よもや!何に使うつもりだ!」
しのぶ「Aさんがお酒に凄く強い事は知っていますか?」
悲鳴嶼「確かに……前回の宴会では…ほとんど酔っていない状態だった…………。」
そう悲鳴嶼さんが説明してくれると一緒に勝負をしていた不死川さん、伊黒さん、宇髄さんは目を見開いた。
不死川「嘘だろ?アレを……はぁ??」
宇髄「俺ら日本酒五本位飲んだんだぜ?」
小芭内「それをほろ酔いだと?有り得ない。信じない。酔っていたのを胡蝶めと悲鳴嶼さんが気付かなかっただけじゃないのか?」
しのぶ「それもありますが寝ている伊黒さんと時透君をベッドまで運んだのはAさんですよ。」
そう言えば時透君までもが目を見開く。
まぁ、酔っていたとはいえ、身長の関係とはいえ歳下の女の子に運ばれていますからね。
冨岡「それで(その話をして薬と何が関係あるんだ)?」
しのぶ「正直Aさんの酔っているところを見てみたいんです。
単なる興味ですよ。
二週間で柱になって冷静で愛嬌のあるしっかり者のAさんが、酔えばどうなるのか。」
ぶっちゃけAさんだけ我々が酔ってる姿を知っているのが悔しいんですけど。
媚 薬は酒で酔わなかった時の保険みたいなものです。
しのぶ「気になりません?」
宇髄「俺は派手に賛成だぜ!弱みを握れるかもしんねぇからな!」
不死川「面白そうだなァ。良いぜ乗ってやる。」
そうして何だかんだ皆さん気になっていたようで否定する者は居なかった。
予めお酒に混ぜて待っているとAさんが作り終えた料理を机に並べ始めた。
無一郎「今回も美味しそうだね。」
『そう?ありがとう』
準備を終え、お皿も用意し、全員座って手を合わせる。
皆それぞれお酒を口に含み、Aさんを見る。
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廣岡唯 - 面白い続きが観たい… (11月15日 9時) (レス) @page1 id: 4e6dbece94 (このIDを非表示/違反報告)
五月雨雫(プロフ) - この小説の続編から飛べませんか?無理なら、Googleとかから占いツクールを検索して弐から続編へ飛んでみてください! (5月28日 9時) (レス) id: 603d70d68d (このIDを非表示/違反報告)
ユカリ(プロフ) - コメント失礼します!こちらの作品はもう全て見たのですがこの作品の参が見れなくて…どうしたら見れますかね…? (5月28日 0時) (レス) id: 99bef8e01a (このIDを非表示/違反報告)
Negro - 五拾漆の下らへんの部下の字が部活になっとるぞ!? (2020年5月8日 16時) (レス) id: 16e8b32db3 (このIDを非表示/違反報告)
mayumi(プロフ) - 五月雨雫さん» はい、ありがとうございます!すみません!五月雨雫さんの作品なのに・・・。 (2020年1月12日 13時) (レス) id: 58f715f8f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:五月雨雫 | 作成日時:2019年11月22日 22時