【鬼滅の刃】星柱は男の娘……？『嫌、僕女だけど。』弐

六拾伍 ページ20

．



そう来ましたか…どう説明をしましょう……。



しのぶ「貴方と時透君は山で鬼に襲われたんですよ。その時に少々記憶が失われて、煉獄さんに助けて頂いたんです。」


『そもそも僕は何故山に？家で書物を読んでいた筈ですが』



書物…今時の子は絵本とかって言わないんですかね……？



しのぶ「えっとそれは……」


『…………まぁ気になりますがそこには触れないでおきます。

ですが家に帰らなければ御母様と御父様、御兄様方に怒られます。』


しのぶ「大丈夫です。許可は取ってあります。」



まぁ、そんなものありませんが。←



て言うか兄弟いらっしゃったんですね。



しのぶ「お兄さんがいるんですか？」


『八歳、五歳、四歳離れた御兄様方がいます。』



成程末っ子なんですね。



道理で構いたくなるふわふわとした雰囲気が出ている訳で。



しのぶ「普段はどんな事をして過ごしてるんですか？」


『そうですね、基本は五時半に起床、御母様と一緒に朝食を作って、御父様方に空手を教えて頂いて、家にある書物を読み勉強して二時に就寝ですね。』



二時に就寝……？



睡眠時間は三時間半ですか……とても良いとは言えません。



この子ぐらいの年齢の子は少なくとも十時間は寝ないと。



それに三歳から勉強なんて、親がさせているんでしょうか……



そう言えばさっき鬼殺隊と言えば信用した様な感じでしたね。



しのぶ「Aさんは鬼殺隊について知っていたんですか？」



『御母様が元鬼殺隊鳴柱で、鬼殺隊全員とはいかないが少なくとも柱は信じてもいいと言っていらしたので。』



鳴柱…ですか。



ですがAさんの惑星の呼吸は雷の呼吸からの派生では……。



？そもそも惑星の呼吸って何の呼吸の派生なんでしょう？



しのぶ「惑星の呼吸では無いんですか？」


『いえ、雷の呼吸です。桑島さんという方が育手らしいですが。

惑星の呼吸と言うものは聞いた事がありません……』



そうですか……



．

六拾陸→←六拾肆

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す