【鬼滅の刃】星柱は男の娘……？『嫌、僕女だけど。』弐

六拾参 ページ18

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煉獄side



今回の任務は鬼が数百体居た為、柱が三人派遣された！！



無事鬼は制圧したが、一緒に来ていた時透と美累は最後の鬼に血鬼術に掛かってしまった！



無一郎「お兄さん誰？？兄さん何処？母さん？父さん…？うぇぇぇ……」


『誰？母さんは？てかここ何処？』



その結果十歳若返るという事になってしまったんだ、よもやよもやだ！！



美累は十八位かと思っていたが、小さくなった姿は時透と同じぐらいだ。



服も大きさが合わず、まともに着れていない。



取り敢えずこのままここにいる訳にもいかん！蝶屋敷に連れて行こうと二人を抱き抱えた。



煉獄「俺は煉獄杏寿郎だ。」


『人攫いですか？誘拐ですか？離して下さい。』


無一郎「うわぁぁぁん…兄さん…兄さん……！！」



煉獄「これは困ったな…」



大声で泣きわめく時透、子供にしては難しい言葉をバンバン言ってくる美累。



どっちにしろこのまま此処にいても仕方ないので口を塞ぎ蝶屋敷に向かった。



これは傍から見たら完璧誘拐だな！！←



今の時間はかなり遅いがそれどころでは無い！



蝶屋敷に着き、取り敢えず入れてもらった。



しのぶ「あら煉獄さん。こんな夜中にどうしたんですか？


それに、その子供。誘拐ですか？」


煉獄「違う！時透と美累だ！血鬼術に掛かってしまってな！！」


しのぶ「状況は把握しましたからもう少し声を落として下さい。なほ達が起きてしまいます。」



話が早くて助かる！！



そして、記憶すら幼い頃に戻ってしまった為、一応検査の為診察室に連れて行った。



しのぶ「貴方達、自分のお名前と年齢言えますか？」


『母が知らない人に自分の事は喋るなと言われてますので。』


しのぶ「まぁしっかりしてるのですね。私は鬼殺隊蟲柱胡蝶しのぶです。」


『鬼殺隊…』



知っているのか？この幼さで？



『……僕は美累Aです。今は三歳です。』



三歳？！という事は美累は十三という事か？！



大人っぽく見えるものなんだな…



無一郎「僕は時透無一郎…四歳。…………母さんと父さんと有一郎は………？」



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