【鬼滅の刃】星柱は男の娘……？『嫌、僕女だけど。』

丗弐 ページ35

sideA




伊黒さんを壁に追いやって壁ドンとやらの状態になる。



『ここには僕達二人しか居ないんだから口の包帯取って……？じゃないと接吻出来ない。』



伊黒さんは近さに緊張してるのか少し顔を赤くしながら渋々包帯を取った。



ほんと、無駄に顔が整い過ぎなんだって。



僕は伊黒さんの顎を持ち少し上に傾ける。


と言っても本当に身長はあんまり変わらないんだよなぁ。


鬼はまだ現れないしこのまま接吻して油断した所を斬ろうかな。



でもそしたら伊黒さんに悪いかな？伊黒さんは僕の事男だと思ってる訳だし。



『するよ？』



伊黒「…………あぁ。」



伊黒さんの返事を聞いてそっと口付けた。







すると、途端に現れる気配。


僕はすぐに刀を抜き、気配のある所へ切りつける。


今まで血鬼術で隠れていた鬼が姿を表す。



それは一匹や二匹だけでは無く十〜二十ぐらいはいた。



鬼「ﾁｯ……いい所だったのに！！！あれ全部演技か？！騙しやがったのか俺達を！！」


鬼「え、でもでも！接吻はしてた！！たとえ演技でも美形二人が接吻してたのは神よ！！」



鬼「俺はあっちの蛇の野郎の方が攻めだと思うね！！」


鬼「いやあっちの紫の羽織の方でしょ！！普段は可愛い系なのに、夜になったら上になるっていう感じ！！」


鬼「だったら蛇の方だってそうじゃない？夜に上に乗って蛇で拘束してS〇プレイとかしてそうじゃない！！」




鬼「つーか、普通の接吻じゃなくて舌入れろよ舌ァ！！！」








『』



伊黒「」



え、何あの会話。


僕も伊黒さんも何とも言えない顔になってるよ。



『と、取り敢えず伊黒さん半分お願いしますね？』



伊黒「……分かった。」



『さっさと終わらせたいんだよ僕は 惑星の呼吸 陸ノ型 海王の伊邪那美』



十体ほどまとめて始末する時に便利なこの技。


数が多い程痛みは薄れるけど斬れ味は良くなる。



あっと言う間に片付けた僕は後ろを向くと伊黒さんの方も終わっていた。



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