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拾捌 ページ20

仕方なくしのぶさんと時透さんに肩を貸して貰う事になった。



『ごめんなさい。迷惑掛けてしまって。』



しのぶ「いえいえ、柱合会議に出られて良かったですね。」



時透「大体、なんで直ぐに逃げるか助けて呼ばなかったのさ。



宇髄さん一緒だったんでしょ?」



『あー、その時は僕一人でいて、鬼が出たら来てもらうようにしてたんですよ。



所謂囮です。



それで、鬼の分身を宇髄さんが相手をしていてどちらも助けに入れなかったって感じです。』



時透「ふーん。」



時透さんは自分から聞いた事なのに興味無さそうに返事をした。



肩を借りながら歩いて産屋敷まで来た。



部屋には僕達三人以外もう既に揃っていて御館様は来ていないものの少し遅れたようで何か申し訳ない気持ちになった。



甘露寺「A君!?目が覚めたのね良かったわ!」



甘露寺さんは一番に声を掛けてくださった。



他の人も何処かしら顔を綻ばせている。



『宇髄さんすみません。僕結局足手まといで……』



宇髄「いや俺の方こそ派手に助けてやれなくてすまんかったな。」



そこまで話した所で障子が開いてにちか様とひなき様が入って来た。



二人「「御館様の御成です。」」



そう言われ全員が直ぐに正しく座り直して並ぶ。



御館様「おはよう皆。三ヶ月に一度の柱合会議を迎えられた事、嬉しく思うよ。」



悲鳴嶼「あぁ…御館様におかれましても御壮健で何よりです……益々の御多幸を切にお祈り申し上げます…。」



御館様「ありがとう、行冥」



僕が言いたかった……!御館様に御挨拶…!



御館様「それじゃあ、まず初めに天元、A、十二鬼月の上弦の弐との交戦の報告を。」



『はい。上弦の弐の名前は童磨。上弦である故回復速度、移動速度、攻防全てにおいて下弦なんて比にならないぐらい上回っておりました。



僕の技をまともに受けても瞬時に回復し、何の損傷も与える事も出来ず、逃げられてしまいました。』



拾玖→←拾漆



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廣岡唯 - あ…死ぬこの作品が神だ (11月15日 9時) (レス) @page39 id: 4e6dbece94 (このIDを非表示/違反報告)
わね - あ”しぬわこの作品が神すぎるっ! (2022年3月9日 16時) (レス) id: 52c0e09012 (このIDを非表示/違反報告)
わね - あ”しむは (2022年3月9日 16時) (レス) @page26 id: 52c0e09012 (このIDを非表示/違反報告)
包帯無駄遣い装置 - いいですねそれ! (2020年9月28日 20時) (レス) id: 206c89cdd5 (このIDを非表示/違反報告)
胡蝶 恵 - 富岡の指定をしてる人たち!公式では、富岡でも冨岡でも…どっちでもいいと書いてありましたよ! (2020年6月19日 6時) (レス) id: af2cedb42a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:五月雨雫 | 作成日時:2019年11月1日 22時

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