【鬼滅の刃】星柱は男の娘……？『嫌、僕女だけど。』

陸 ページ8

『いや流石に二度連続柱相手はキツイですって……』



風柱「あぁ？？テメェも仮には柱だろうがよォ」



そうでした(頭抱え)



『……………………分かりました。』



もうやだぁ……泣



風柱「俺ァ風柱、不死川実弥だ。」



自己紹介されると合図もなしに木刀で斬りかかってくる。



『あっぶねぇ？！』



先程の様にひたすら受け流したり避けたりするが、冨岡さんとは全く太刀筋が違う為所々掠ってしまう。



不死川「風の呼吸 参ノ型 青嵐風樹！」



思いっ切り高く飛び、その攻撃を避け、気配を消し、背後に着地する。


素早く体制を低くして刀を構える。



『惑星の呼吸 弐ノ型 火星の球華楝！』



この技は相手の急所を突く技。


僕は不死川さんの頸目掛けて突き刺すが体制を低くして避けられた。


そしてそのまま鳩尾に殴り込まれ、かなり離れた所まで吹っ飛ばされた。



『ゴホッ………ったぁ…！』



刀を使わず思いっ切り鳩尾に拳を入れた不死川さんはニヤニヤした顔のまま「さっさと立ち上がって掛かってこいやァ」と言っている。



甘露寺「A君、不死川さんの拳モロに受けて大丈夫かしら…心配だわ…。」



蟲柱「今ので骨三四本折れたかもしれませんね…。全く。


不死川さんは加減を覚えて欲しいですよ。」



外野の人達の会話が聞こえて来る。



甘露寺さん心配してくれてありがとう……！



あー、やだよー怖いよ余計に目がつり上がってるよー！



私は左足に思いっ切り力を入れ踏ん張り、勢いを付けて前に進む。


不死川さんの目の前まで来て刀を振る。



でも、ただただ単純な太刀筋じゃ防がれてしまい、技を出さないと少しもかすり傷すら付けられない。



何度か木刀のぶつかり合う音がして、一歩だけ足を引き構える。



『惑星の呼吸 伍ノ型 天王の核罰』



体制を低くして左下から右上に向けて思いっ切り刀を振るう。



この技は目にも見えない速さで頸を跳ね落とす技。



だけど、相手は人間なので顎を狙った。



不死川「なっ……？！」



スパァァァン



と高い音が響き、目の前の不死川さんが仰向けに倒れた。




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