丗捌 ページ41
翌朝、窓から入る日差しと、お腹に乗る二つの気配によって起こされた僕は目を擦りながら朝ご飯の用意をする。
ルーナ「ワン!ワン!」
ソール「ミャー」
『はいはい、ちょっと待って』
ご飯と牛乳をお皿に装って床に置く。
『ちょっと待って、まだダメ、あ、ちょっ!待てだよ待て!』
流石に一日目では無理かなーなんて思いつつも言ってみる。
まぁ、案の定二匹ともがっつくんだよ。ルーナの方は一瞬止まったけど。
僕も自分の朝食を取りながら今日の予定を確認する。
えっと、午前中は何も無かったかな?午後から調査行って、任務して見回り。
ちょっと考え事してたら、足元にお皿を咥えたルーナがちょこんといる。
え、可愛い♡
うちの子可愛い!!
『お皿持ってきたの?偉いねぇ!』
ルーナ「ワン!」
一鳴きして頭をぐりぐり押し付けて来る。
『可愛い』
お皿を流し台に置いて抱き上げる。
膝の上でルーナはお腹を見せる。
お腹を撫でて癒されているとソールが机に乗って僕の頭に飛び移った。
『わっ!』
ソール「ニャァ!!」
『ちょ、頭は痛い!首!首痛いからソール!』
そう言うと言葉を理解しているのか肩に乗ってきた。
そこが気に入ったみたいでぐでーっと伸びてる。
『ソールも甘えたかったのか?よしよし』
片手でルーナを片手でソールを撫でていると玄関の戸が叩かれる音がした。
ルーナを膝から降ろして玄関に向かう。
ルーナ「ワン!」
僕の足元をトテトテと着いてくるルーナ。可愛い……
戸を開けるとそこには不死川さんが。
え、何で?
不死川「よォ」
『どうかしました?』
不死川「お萩貰ったからよォ一緒に食おうと思って。」
『ありがとうございます!上がって下さい。』
そう言って屋敷に上げればルーナが不死川さんの元に行く。
匂いを嗅いで足に擦り寄る。
え、何してるの何してるの?もし不死川さんが犬嫌いだったらどうするの??
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廣岡唯 - あ…死ぬこの作品が神だ (11月15日 9時) (レス) @page39 id: 4e6dbece94 (このIDを非表示/違反報告)
わね - あ”しぬわこの作品が神すぎるっ! (2022年3月9日 16時) (レス) id: 52c0e09012 (このIDを非表示/違反報告)
わね - あ”しむは (2022年3月9日 16時) (レス) @page26 id: 52c0e09012 (このIDを非表示/違反報告)
包帯無駄遣い装置 - いいですねそれ! (2020年9月28日 20時) (レス) id: 206c89cdd5 (このIDを非表示/違反報告)
胡蝶 恵 - 富岡の指定をしてる人たち!公式では、富岡でも冨岡でも…どっちでもいいと書いてありましたよ! (2020年6月19日 6時) (レス) id: af2cedb42a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:五月雨雫 | 作成日時:2019年11月1日 22時