丗肆 ページ37
sideA
十二鬼月でも無ければそこまで強く無かった。
僕も伊黒さんも技一本で終わったし、怪我一つも無い。
『……あー、すみません接吻して。』
改めて考えるとねぇ……伊黒さんは蜜璃さんが好きで男だと思ってる奴に接吻されました。これ笑えねぇわ。
伊黒「……………いや別に。任務の一貫だと考える。回数には含まない。いいな?
それと、俺も別に敬語付けなくて良い。呼び方も名前で良い。分かったな?」
『あ、はい。じゃない……うん。』
御館様に報告する為山を走りながら会話する。
『もしかして初めてだったりする?』
小芭内「!………………悪いか…」
『いーやー?何時になったら勇気出して蜜璃さんに告白するのかと。』
小芭内「出来るわけないだろ!
そう言えば出会って初日からお前は甘露寺に馴れ馴れしかったな。挙句の果てには毎度抱き着かれて満更でも無さそうな顔して…。甘露寺はお前の事を好いているかもしれんがそれは唯、弟の様に思っているだけだ。勘違いするなよ。」
長!
いや知らんよ。つまり抱きつかれてる僕が羨ましいんでしょ?!
つか女に嫉妬してんの超笑けるんですけど。
『あ、はい。蜜璃さんの事が凄く好きだということが良く分かった。』
でもまぁ、それだけ人を好きになれるのっていい事だよねぇ。
小芭内「違う!いや好きな事に変わらんが、もっと節度を持てと言っているんだ。」
『おぉ、等々隠すのを辞めたね。
でも、さっき任務とは言え、僕に赤面してたのは何処の誰かな??』
そう言うと思い出したのか少し赤くしながらも顔を歪めた。
器用だねぇ…←
小芭内「ッ…それは……い、いきなりお前が近付くからだろ!」
『いやでも接吻していいかって聞いた時素直に頷いたじゃん。てっきり突き飛ばされるかと。』
小芭内「…………あれは、仕方なく…」
『へぇ、仕方無かったら同性を受け入れるの?付き合っても無い、ましてや唯の同僚に?』
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廣岡唯 - あ…死ぬこの作品が神だ (11月15日 9時) (レス) @page39 id: 4e6dbece94 (このIDを非表示/違反報告)
わね - あ”しぬわこの作品が神すぎるっ! (2022年3月9日 16時) (レス) id: 52c0e09012 (このIDを非表示/違反報告)
わね - あ”しむは (2022年3月9日 16時) (レス) @page26 id: 52c0e09012 (このIDを非表示/違反報告)
包帯無駄遣い装置 - いいですねそれ! (2020年9月28日 20時) (レス) id: 206c89cdd5 (このIDを非表示/違反報告)
胡蝶 恵 - 富岡の指定をしてる人たち!公式では、富岡でも冨岡でも…どっちでもいいと書いてありましたよ! (2020年6月19日 6時) (レス) id: af2cedb42a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:五月雨雫 | 作成日時:2019年11月1日 22時