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廿捌 ページ31

無一郎君をベッドに寝かせ、布団を掛ける。



自分も屋敷に帰って寝ようと思ってその場を離れようとした。



クイッ



袖を引っ張られ少し重心が傾く。



僕の袖を握って離さない無一郎君。



だから可愛いんだって!!



『無一郎君、離して?』



無一郎「すぅ……すぅ………」



『ねぇ、離して?』



手を開けようとしながらもう一度聞く。



無一郎「………ゃ………………」



チ───(´-ω-`)───ン



あっれれ〜?此処って夢の中だっけ?ん?



いやね、寝ぼけてる事分かるよ?分かるけどさ?



ダメじゃん。こんなの反則。



グイッ



気付けば無一郎君の腕の中。



『………』



『………え?』



数秒考えた挙句考える事を放棄する選択を選んだ。



抜け出そうにも無一郎君の腕がガッチリ固定している為抜け出せない。



僕もかなりのお酒を飲んでいるから眠気がやばい。



諦めて目を閉じると眠気が一気に襲い掛かる。



僕はそのまま意識を飛ばした。



































side無し



朝。日の光が窓から差し込み病室で寝ている柱達を起こす。



皆がそれぞれ起き始め、ベッドから出る。



起きた者は全員揃って一箇所を見ている。



それは、一つのベッドで無一郎がAを抱き締めてスヤスヤと気持ち良さそうな顔で寝ているからだ。



煉獄「よもや!気持ち良さそうな寝顔だな!」



冨岡「仲良いのか。」



しのぶ「あら?皆さんどうされました?」



蜜璃「朝から皆集まってどうしたの??」



男女別で部屋を分かれていた為不思議そうな顔で合流したしのぶと蜜璃。



その二人もその光景を見て目を見開く。



蜜璃「二人とも子供みたいな寝顔で可愛い!!」



しのぶ「何故此処にAさんが?自分の屋敷に帰ったんじゃ……?」



宇髄「(此奴の事男だと思ってても一緒に寝んのはダメだろ?)取り敢えず派手に起きろ!!」



宇髄の五月蝿い声によって渋々起きる二人。



無一郎「……え、何。なんで皆いるの。てかなんでA一緒に寝てるの?」



『あ、昨日の事は覚えてないのね。』



そう言ってA以外はその経由を知らぬまま飲み会(その後)は幕を閉じた。



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廣岡唯 - あ…死ぬこの作品が神だ (11月15日 9時) (レス) @page39 id: 4e6dbece94 (このIDを非表示/違反報告)
わね - あ”しぬわこの作品が神すぎるっ! (2022年3月9日 16時) (レス) id: 52c0e09012 (このIDを非表示/違反報告)
わね - あ”しむは (2022年3月9日 16時) (レス) @page26 id: 52c0e09012 (このIDを非表示/違反報告)
包帯無駄遣い装置 - いいですねそれ! (2020年9月28日 20時) (レス) id: 206c89cdd5 (このIDを非表示/違反報告)
胡蝶 恵 - 富岡の指定をしてる人たち!公式では、富岡でも冨岡でも…どっちでもいいと書いてありましたよ! (2020年6月19日 6時) (レス) id: af2cedb42a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:五月雨雫 | 作成日時:2019年11月1日 22時

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