【鬼滅の刃】星柱は男の娘……？『嫌、僕女だけど。』

拾弐 ページ14

side時透



朝起きたら左半身が重かった。



そっちを見れば僕に抱き着いてる奴。



美累……だっけ？



え、いや確かに寝る前寝相が悪いって言ってたけど流石にここまで酷い？？



どうしたら布団から布団に移動出来るの？



僕も全く気付かなかったけど気配もなく来ないで欲しい。



時透「ねぇ、起きて。重い。邪魔」



空いてる右手で揺さぶってみるけど効果無し。



でもそのおかげでぴったりくっ付いてた身体を話すことが出来た。



それで見えたのが少しはだけた浴衣から見えた肌。



昨日、美累の風呂上がり姿を見て変な気持ちになった事をふと思い出す。



いや、可笑しいでしょ。



男だよ相手は。僕らしくない。



時透「邪魔だって。早く起きて！」



僕はそう言って頭をバシッと叩く。



『んぅ………』



時透「……」



え、何今の。



寝言？喘ぎ声？？



…ほっとこ。



そう思って思いっ切り身体を押して離れさせ、起きて隊服に着替える。



『ふあぁぁぁ………おはよーございますぅ………zZ』



起きて挨拶したと思ったら座りながらまた眠りに着いた。



なんだコイツ←



時透「あんた、任務ない訳？」



『……………………あるわ』



寝てる奴に話し掛けたつもりだったけど目は覚めたらしく物凄い速さで準備し始める。



着替えなんて目に見えないぐらいの速さで終わらせた。



意味わかんない奴。



僕はそのまま刀を持って任務に行こうと藤の花の家紋の家を出た。



．

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