【ヒロアカ】双子って何もかも同じじゃなきゃダメなの？【暗殺教室】4 (ページ47)

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番外編:轟くんと2 ページ47

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轟「俺さ、緑谷兄と戦った時の言葉とお前のその言葉に救われたんだ。」

は？

いやまぁ、…出久は馬鹿みたいに轟の家のことに頭突っ込んでって馬鹿みたいに叫んでたけど…。

私の言葉に救われた？？？

どこにそんな要素が？？

轟「羨ましいなんて言われたこと無かった。
エンデヴァーの息子だから強個性で当たり前、なんて言葉の方が多かった。」

おいおい誰だそんなこと言ったやつ。

ぶっ殺してやろぉかアァん？((
当たり前ってなんだコラ。

轟「緑谷兄に2つとも俺の力だって気付かされ、お前の言葉で認めさせられた。
心にしまうことが出来た。

…だから、感謝してる。」

感謝……か。

久しぶり…ってかほとんど初めてじゃない？
人に感謝されるって。

私も、体育祭を通して少しずつ変わってきてる。

私も…感謝してる。

って口には出さないけど。

『……私も轟と戦えて良かったと思ってるよ。』

これは本当。

轟くんは、そうか、と簡潔に言いそっぽ向いた。

耳は少し赤くなっていた。

……照れてんの？？？

え、私の周りツンデレ多くない？

え、もしかして私ツンデレ製造機？

てかみんな揃いも揃って顔がいいんだよ…っ。

そこから轟は出久には言ったことだし、と過去にあったことを話してくれた。

親の個性婚とかエンデヴァーを恨んでいたこととか。

出久に気付かされたこと、私の影響。

それでまぁ色々と納得した。

轟と出久の試合の時バカでかい声で轟の名前を叫んでいたエンデヴァーの理由がようやく納得出来た。

それと、

『あの時の会話はその話だったんだ。』

轟「あの時？」

『轟と出久が体育館裏の廊下で話している時偶々通ったの。

その時はヒーローとか興味なかったし普通に通り過ぎたけど。』

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