【ヒロアカ】双子って何もかも同じじゃなきゃダメなの？【暗殺教室】4 (ページ35)

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そそくさとその場を離れ出口に向かっていると学秀と会った。

そのまま本屋を出、ゲームセンターに向かった。

なんでも、カルマをサボりから連れ戻す時に行き着いた場所がゲーセンで、1度やって見たいと思ったらしい。

さっきの事にイライラしながらも表情をコントロールする。

いつも通り演技は出来る。

学秀も気がついていない。

大丈夫。

ゲーセンではリズムゲームやクレーンゲーム、シューティングゲーム、メダルゲームなど色んなことをした。

と言ってもクレーンゲームとか学秀が頭でルートを計算して殆ど1、2手で取っていた。

おかげで両手にぬいぐるみやらお菓子やらが大量だ。

学秀「なぁ、あれ…」

学秀が指さす方向には若い子らに人気のプリクラがあった。

『撮りたいの？』

学秀「記念に…と。」

学秀の柄に合わないけど…と思ったが本人は凄く楽しそうだしよしとしよう。

中に入って金を入れて設定をする。

初めてやる事に対してはいつもの冷血な表情も和らぐようで終始頬が緩んでいた。

撮ったプリは盛りに盛って最早誰かわからない状態だった。

学秀「ふっ…ははっ…顔細すぎだ…」

と、声を出して笑う貴重な学秀が見れた。

勿論即スマホで撮影しましたとも。

今度カルマとからかうネタにしよっと。

ゲーセンの外に出て、カフェにでも行こうかと歩いている時、物凄い強い殺気を感じた。

その方向にバッと振り向くと見た事のある緑頭と、感じた事のある気配を持つ男。

距離は20mほど離れているがはっきりと見える。

男、死柄木は出久の首を絞めてる。

『学秀ちょっとこれ持ってて！！』

学秀「は？！え、ちょっ」

ゲーセンで取った景品と自分鞄を学秀に押し付け、人混みをすり抜け二人に近づく。

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