【ヒロアカ】双子って何もかも同じじゃなきゃダメなの？【暗殺教室】4 (ページ34)

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そして着いた木椰区ショッピングモール。

取り敢えず最初の目的だった参考書を買う為本屋に入った。

県内最多店舗数を誇る最先端だと言われるだけあり、店内はすごく広く幅広い種類の本が売ってあった。

『ど？良さそうなのある？』

学秀「このタイプは結構気に入っててな。これにしようかと思っている。」

『へぇ…あ、今やってるとこだ。同じ？』

学秀「いや、予習だ。ウチでは二学期から入ると言っていた。」

へぇ〜…やっぱ偏差値高いだけあって雄英は進んでるんだなぁ。

椚ヶ丘も普通に進学校だし授業スピード早いはずなんだけどなぁ。

まだ辞書を見るらしく、私とは別行動になった。

と言っても本屋の中をうろつくだけだが。

歩いていて、ふと目に着いた一冊の本。

殺せんせー、の事が書かれた本だ。

題名から見て不快。

何が「世界を騒がせた超生物考察！！」よ。

目次を見れば最初の所に「脅された可哀想な生徒について」と言う名目があった。

『は？』

「ﾋｯ」

意識していなかったが、心の底からの不快の声が出てしまったらしい。

殺気も出ていたようで近くを通った一般人の人を怖がらせてしまった。

危ない…

ヒーロー目指してるやつが守るべき一般人を怖がらせてどうするんだ…。

ホント、殺せんせーの事になると感情が制御出来ない癖どうにかしないと…。

何れ、ヒーロー活動を始めた時の枷になる。

本棚に本を戻した時に視界に入った作者名。

聞いたことがあった。

どこだったか、いつだったか、分からないけれど何か、耳に残っていた。

スマホでその名前を検索して出て来たのは…

その名前のやつが、ヒーローだって事。

あぁ、やっぱりヒーローなんてクソだ。

自分の思い込みを押し付けることしか出来ない最低な人種。

この日この時、改めてヒーローが心の底からの嫌いだと思い出した。

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