【ヒロアカ】双子って何もかも同じじゃなきゃダメなの？【暗殺教室】4 (ページ17)

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天然？鈍感もここまで来るといっそ清々しい。

出久本人は仲が良いつもりだったのだから。

クラスメイトは何も言わない方がいいと判断した。

もし言ってしまえば正義感の強い出久はなんとか解決しようとして空回ってまたAを怒らせるだろうから。

出久「轟君さっき僕呼んだよね？どうしたの？」

轟「……………いや、試験頑張ろうな…。」

出久「うん！！」

天然の代表とも言える轟すら空気を読んで余計な事は控えた。

出久は一瞬考える素振りを見せたが気にせず頷いた。

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そして演習試験当日

Aside

私は今、コスチューム姿で校舎前にいる。

後ろには数台のバス、前には9名の先生。

予め予想していた通り先生との戦闘だろう。

ロボ相手だと思っていた生徒の期待を裏切り今回のテストについて淡々と話す根津校長。

文句言う生徒に少し腹が立つ。

雄英に入った時点でこれくらい想定出来るでしょう、本番じゃロボな訳無いし当然対人なんだからこんな事で慌てないで欲しいものね。

この間の出久との事が頭をぐるぐる回ってイライラが募るばかり。

なんて思っていると相澤先生がペアと先生を発表して行く。

相澤「まず、轟と八百万がチームで俺とだ。」

……まぁ、妥当だろうね。

個性の強力な2人だし相澤先生が天敵…近接戦に持ち込まれればってやつね。

相澤「そして緑谷出久と爆豪、それと緑谷Aがチーム」

爆豪「デ……！？」
出久「かっ…！？」
『はぁ…？！』

相澤「で…相手は──…」

ｵｰﾙﾏｲﾄ「私がする！！
協力して勝ちに来いよ三人さん！！」

取り付く間もないくらい間抜けな声が出る。

かっちゃんも出久も嫌悪に溢れた顔だ。

いや、出久は驚きだけか。

『な、何故私達は3人何ですか？！』

相澤「…1人余るからな。
まぁ色々理由はあるがオールマイトさんなら3人相手でも行けるだろ。」

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