【ヒロアカ】双子って何もかも同じじゃなきゃダメなの？【暗殺教室】4 (ページ13)

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カルマの家に着くなり、窓からカルマの部屋に入る。

いつも窓が空いてるし、良く出入りするから私専用のスリッパとかも置いてくれてたりする。

『カルマ〜』

カルマ「うわっ？！え、A？！」

うわって何だ…。

まぁ普通人間は玄関から出入りするし驚くのも無理は無い、けど…。

私達常識とはかけ離れちゃってんだよなぁ。

あ、そう言えば普段開きっぱなしのカーテン閉めてたな…。

……なんかタイミング不味かった…？

『何〜？バレちゃやばい事してたの？』

カルマ「そんなんじゃねぇーよ。」

『ホント？』

カルマ「ん〜。ちょっと待ってて」

今机出す、そう言って折り畳み式のテーブルを出した。

そこに教科書やら参考書やらを広げる。

あ、カルマはそんなの見なくても分かるから筆記用具だけだけど。

ふと見えたカルマのタブレットのホーム画面には笑顔の私が映っていた。

『……っ』

目を細め、手を広げてバンザイの状態で嬉しそうに飛び跳ねて笑ってる私の写真。

なんでカルマがそんな写真持ってるのって言う疑問よりも、

私ってカルマからこんな風に見えてたんだって言う気持ちの方が大きかった。

カルマは私の目線をたどって自分のタブレットに目をやり、マッハじゃないかって思うぐらい素早く電源を落とした。

カルマ「……見た、よね…？」

『うん。』

カルマ「うわあぁぁぁ…」

『…いつ撮ったの？』

カルマ「……ゲーセン行って初めて俺に勝った時、こっそりと……」

『…盗撮』

カルマ「ぐっ…ごめん。」

カルマはいつもの余裕たっぷり小悪魔な表情とはかけ離れた落ち込んだ様なしょんぼりした様な顔をしていた。

『くっはは、何その顔。別に怒ってないよ。』

カルマ「え、怖」

『おい。まぁ、わたしも何枚かカルマの写真持ってるしね』

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