【ヒロアカ】双子って何もかも同じじゃなきゃダメなの？【暗殺教室】4 (ページ12)

今日:18 hit、昨日:97 hit、合計:485,792 hit

156 ページ12

．

『うっせえ。今は此奴と話してんだ引っ込んでろ。』

殺気を出しながら睨みをきかせ、下がらせる。

他の人たちも私の代わり用にビビってる。

『てめェは良いよなぁ個性っつー手札があって。

私にはそれがねぇんだよ。知ってんだろ？

個性にはいくらでも使い道がある、お前も何個か技持ってんだろ。

それをクラップスタナーやハニートラップで補ってんだよ。私は！

それを教えろ？…ふはっ、何馬鹿な事言ってんだよ。

必死に努力して血反吐吐く思いでここまで来て、それで？いきなり個性でた奴に私の手札まで奪われたら私に何が残るんだよ！なぁ！？

答えろよ？！

軽々しく1位目指すだの越えるだの抜かしてんじゃねぇよ！！

下にいる者見下して上に立てるなんて思うな！！

…勉強でも運動でも、出久の後ろを歩いていたお飾りの雑魚じゃねぇんだ。

絶対ぇ負けねぇから。』

私は自分のスクバを乱暴に掴み、進行方向にいた出久を押しのけ、教室を出た。

久々に声を張ったおかげで喉が痛い。

少し歩いた廊下の角、気配がある。

あぁ、そういう事。

『盗み聞きですか、たのしそうですね。』

気配を消して足音立てず相澤先生の後ろに回る。

相澤「……緑谷」

『今回の演習、私はクリアするのが難しそうですね。』

相澤「……お前」

『はい？ああ、さっきのですか？気にしないでください。』

私は1度も先生と目を合わせること無くその場を去った。

ああやって生徒の様子を伺っているのを見ると確実にロボットが相手では無い。

先生の誰かとって言うとこだろ。

それで生徒でペアを組ませる。

……はぁ、足を引っ張らないでくれるならもう誰でも良いよ。

嫌な思いを風に載せるように、フリランを使ってカルマの家まで向かった。

．