第九話【薬学研究部】 ページ10
放課後
しのぶはスマホ片手に部活の準備をしていた
前世ではこういった携帯端末は無く
鬼殺隊の連絡手段は主に�瑙臼┃瓩噺世ζ段未雰盈�を受けた烏のみ
文明の利器を感慨深く感じる。
(あら、通学路の近くで敵が暴れていたんですね。知りませんでした。)
スマホに掲載されているニュースをチェックしていると今日、朝の時間帯に敵が通学路付近の線路の上で暴れていたと載っていた
朝練が無ければ鉢合わせていたかもしれない。
少しばかり見てみたかったなと思いながらも、準備を終わらせ席を立とうとする。
｢話はまだ、済んでねーぞ。アマ｣
丁度、持とうとしたノートを勝己に取られ爆破された
そして教室の窓から捨てられる
それを見ていた勝己の友人達はニヤニヤと笑い出す
しのぶが泣くと思っているのだろう
普通の女子ならば、こんなことをされれば辛くて仕方がない
とはいえ、しのぶはこの程度辛いのうちには入らない
いつもの笑みを浮かべて飄々と話し出す。
｢勝己君、私に何か御用ですか？｣
その態度が余計に気に障ったのか睨みつけられる。
一線級のトップヒーローは学生時から逸話を残している
この平凡な私立中学から出た、唯一の｢雄英進学者｣という�倏鶚瓩鯢佞韻燭い判劼戮蕕譴�
自身で完璧主義者と言っているがどちらかというとみみっちい。
そして勝己はしのぶに雄英高校に入るなと念押しし、友人達と共に教室から出て行った。
最後に｢来世を信じて屋上からワンチャンダイブ！！｣と言われたがその来世がいまなのだから信じるも何も無い
しのぶは部室に向かおうとして、開けっ放しにされた扉の前で足を止め話し掛ける。
｢如何したんですか？こんな所で……？｣
隠れていたのか低学年の生徒が壁際から現れおどおどとしながら話し出した。
｢あ、あの今日、薬学研究部、先生が出張でや、休みです。｣
部活の報告だったらしい
しのぶはフェンシング部と掛け持ちで薬学研究部にも入っており、今日は薬学の方に顔を出す予定だったのだ
どうやらこの生徒はしのぶ崇拝派なようだ
運動がニガテな生徒は何だかんだそっちに流れて来て居るため少ないながらも部員はいる
低学年の生徒は一礼すると早足でその場を離れていった
相当、緊張していたのだろう。
ちなみに、先ほど勝己が爆破して捨てたノートは薬の調合やら何やら危険なものまでびっしりと記されてあったため勝己の行動はある意味正解だったと言える。
予備があるため何ら意味を為さなかった
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ムツキ(プロフ) - めっちゃ面白いです！続き楽しみにしてます！！ (2022年12月14日 17時) (
レス) @page25 id: b50fa5a21f (このIDを非表示/違反報告)
ひな - 面白いです！！続きを待ってます^^* (2020年6月9日 2時) (レス) id: 1862683d0e (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃる - 早く続きが読みたいです〜(´・ω・｀) (2020年4月13日 23時) (レス) id: 0104fff50a (このIDを非表示/違反報告)
呉羽(プロフ) - はい(≧▽≦) (2020年2月28日 4時) (レス) id: 14d7fd66da (このIDを非表示/違反報告)
Chess - ありがとうございます!とても嬉しいです!更新は今頭の中でこねくり回してるので待っていて下さい(；´Д｀)更新する気は滅茶苦茶あります!!落ち着いたら亀更新再開しますので気長に待っていただけたら幸いです！！！ (2020年2月27日 23時) (レス) id: 1b7412e958 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Chess | 作成日時：2019年8月13日 1時
