第六話【面倒臭い幼馴染み】 ページ7
しのぶは基本、朝練が有るため普通の生徒より早く登校する。
しのぶが所属しているフェンシング部は中学生の間では、有名で部員数も他の部に比べてかなり多い
ちなみに、朝の日課で使っていたフルーレも部活で使う物だ。
とはいえ、そうなったのはここ二年の間だけでありその殆どがしのぶの功績である。
�爛侫Д鵐轡鵐庵羈慇諺換饌膕� 二年連続優勝��
しのぶは二位に圧倒的な実力の差を見せ付けこの座を獲得していた
そして、その戦いぶりに惚れ込み入部してきたのが今の部員、ほぼ全員だったりする。
学校に早く付いたしのぶは授業の荷物を置きに自分の教室に寄った。
扉を開ける寸前、気配を感じ取り
そして、そのまま扉を開けた。
何も警戒することはない
昔から良く一緒にいた者の気配だ
ただ少し【面倒臭い】だけで……
｢おはようございます。お早いですね？勝己君。｣
｢あ¨あ¨？｣
しのぶの挨拶に対して、高圧的な態度を取る少年、爆豪勝己。
しのぶの幼馴染みである
ちなみに、前世の記憶が戻る前の頃
かなりの頻度で泣かされていた相手だ
だが、それは記憶が戻る前の話で戻ってからそんなことはなく時々、対応はするもののほぼ傍観を貫いていた。
勝己は不機嫌さを隠すことなくこちらに近付いてきた。
｢おい、クソアマ。誰が気安く話し掛けて良いって言ったよ？あ¨あ¨？｣
しのぶの目の前で止まりその掌には脅すように小規模の爆破が繰り返されている
これが彼の個性�倏�破�瓩�
まさに名は体を表すと言う言葉がしっくり来る少年である。
｢話し掛けたのではなく、礼儀として最低限の挨拶をしたまでですよ？不快に思われたのなら謝罪しますね。｣
だが、この程度しのぶに取っては脅しでも何でもない
いつも見せている笑みを浮かべて勝己の言葉を躱し自分の席にて朝練の準備を始める。
勝己はそれを見て不快に思ったのか舌打ちをして教室から出て行った。
勝己は小さい頃から暴虐武人な所があった
実際、親同士が仲が良く小さい頃から一緒に遊び頻繁に泣かされていた
だが、個性が発現してからそれは悪い方向へと加速していった
勝己は天才肌で、何でもやれば出来てしまう
甘やかされて育って来たのが原因だろう。
そのうえ、何故かしのぶを目の敵にしており、よく罵詈雑言を浴びせられていた
堂と言うこともないがしのぶにとって爆豪勝己は面倒臭い相手と言うのが正直な感想だった。
｢あら、そういえばどうしてこの時間帯に勝己君が居たのでしょうか？｣
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ムツキ(プロフ) - めっちゃ面白いです！続き楽しみにしてます！！ (2022年12月14日 17時) (
レス) @page25 id: b50fa5a21f (このIDを非表示/違反報告)
ひな - 面白いです！！続きを待ってます^^* (2020年6月9日 2時) (レス) id: 1862683d0e (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃる - 早く続きが読みたいです〜(´・ω・｀) (2020年4月13日 23時) (レス) id: 0104fff50a (このIDを非表示/違反報告)
呉羽(プロフ) - はい(≧▽≦) (2020年2月28日 4時) (レス) id: 14d7fd66da (このIDを非表示/違反報告)
Chess - ありがとうございます!とても嬉しいです!更新は今頭の中でこねくり回してるので待っていて下さい(；´Д｀)更新する気は滅茶苦茶あります!!落ち着いたら亀更新再開しますので気長に待っていただけたら幸いです！！！ (2020年2月27日 23時) (レス) id: 1b7412e958 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Chess | 作成日時：2019年8月13日 1時
