ガールズトーク ページ39
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「天気がいいから寮のまわりで走り込みしようぜ！」
お昼が過ぎた頃に切島が言い出した。
それを聞いた飯田が「それは良いな！！」と先頭を切って男子に声をかけはじめた。
女子はさすがに遠慮した。
この暑い中で走り込むのはちょっと……という空気を醸し出せば、飯田も無理には連れ出そうとはしなかった。
一番意外だったのは、「くだらねぇ」と吐き捨てて部屋に戻りそうな爆豪が、率先して外に出て行ったことだ。
なんだかやけくそな感じに見えたのは気のせいだろうか。
焦凍も参加するようだったのでAも見学に行こうとしたが、麗日たちに引き止められた。
せっかくだからガールズトークしよう！とのことだ。
焦凍も「外は熱いから中で待っとけ」と言うので、Aは涼しい室内で待つことにした。
皆でお菓子を持ち寄り、八百万が紅茶を用意した。
７人でローテーブルを囲う。
「いいねぇ〜こういうの！ みんなでまったりガールズトークしよ〜！」
「Aちゃんも入れてというのが新鮮ね」
「だね〜」
葉隠を筆頭に、蛙吹、麗日がクッキーを口にしながら会話をはじめる。
「そうですわね。あ、皆さんどうぞ紅茶を召し上がってください」
「ヤオモモが淹れる紅茶、美味しいよ」
「ポテチもあるから食べて食べて〜！！」
八百万が淹れた紅茶を耳郎がAの前に運び、芦戸も口の開いたポテチの袋を向けた。
Aは「ありがとう」とお礼を言って紅茶に口を付けた。
「あ、本当だ。美味しい……」
ぽつりと感想を呟くと、八百万は「お口にあってよかったです」とほっとしたように微笑んだ。
「それにしても経営科の寮でトラブルだなんて……」
ついてないわね、と蛙吹が気遣いを見せた。
「まぁねぇ……。はじめはどうしようって思ったんだけど、おかげで私は焦凍と一緒だからちょっと嬉しい」
なんて正直に言えば皆は呆れたように笑った。
ちゃっかりしてるね……なんて言いながら。
最近ではＡ組の生徒たちは、Aのブラコン発言に動じなくなっていた。
会話の一部としてスルーできるスキルを身につけた彼女たちは、女子だけという空間でどんどん盛り上がっていった。
そして芦戸が紅茶のカップを掲げてこんなことを言い出した。
「ねぇ恋バナしよう！ Aちゃんは最近気になる人とかいる？」
「え？」
まさかの名指しにAは紅茶を口に運ぶ手が止まった。
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瑠依(プロフ) - やっと夢主ちゃんと爆豪くんがくっつきましたね...！とても胸がキュンキュンして1日中、爆豪くんのことしか考えられなくなりました！！最高です！！！これからも更新、頑張って下さい！応援してます！ (2018年6月1日 17時) (
レス) id: 518b20c440 (このIDを非表示/違反報告)
ふーこ(プロフ) - 萌えすぎてハゲそう。これからも頑張って下さい！！！ (2018年6月1日 15時) (レス) id: bce62ace19 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - ここに天才はいたんですね、、、 (2018年5月31日 21時) (レス) id: cfdb26c000 (このIDを非表示/違反報告)
Noah(プロフ) - んあ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"やばいです絵も文才も！これからも頑張ってください！ (2018年5月31日 19時) (レス) id: ce4a985f40 (このIDを非表示/違反報告)
うらら@坂田家.ぴく民.ら民.ゆっ家族.などいっぱい← - え！？！？ちょちょちょちょちょちょ.......絵上手すぎん！？！？！？！？！？！？ (2018年5月29日 23時) (レス) id: 6f50c84bd5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑪瑙 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=agate0320
作成日時：2018年5月13日 13時
