雄英ブランド ページ4
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爆豪はAの腕を掴んだまま、友人に背を向けて歩き出した。
「悪ィな。俺、こいつと用あっから」
「え？」
さっきと真逆のセリフに疑問の声を漏らすAに、「大人しくついてこい」と爆豪は視線を寄越した。
「ちょ、カツキ！ 合コンはどうすんのさ！」
「は？」
「あっ、えっと……ご、ごほ、コンっ」
友人が思わず口にしてしまった言葉を誤魔化すように、口に手をあてて咳をした。
残念ながらはっきり聞こえてしまったのでもう遅い。
爆豪の顔はどんどん険しいものへと変わっていき、舌打ちとともに一度止めた足を再び動かした。
「あ〜……」
さすがにまずいと思った友人は、それ以上何も言うことはなかった。
背後で「え？爆豪君来ないの〜？」「じゃあ、もう解散で良い？」と女子の声が聞こる。
それを友人が必死に引き止めていた。
＊＊＊＊
腕を引かれながら人ごみの中を歩く。
人が増えてきたことで、自然と２人の間の距離は近くなっていた。
「なんだよ、急にしおらしくなりやがって、気持ち悪ぃ」
「え？ あー……ちょっとした人見知り……かな？」
「はぁ？ ずけずけとＡ組に入って来たおまえが？」
「あの時も相当勇気を必要としたんだよ！」
引き返そうかどうしようかと３回は悩んだ記憶はある。
なんであそこまでできたんだろうと不思議でたまらない。
おかげで焦凍と昔みたいに仲良くできるようになったのだけど。
「ねえ、さっきの人ってどういう知り合いなの？」
「中学ん時のダチ」
「ふぅん」
てめーには関係ねーだろと返ってくると思ったが、意外にすんなり答えてくれた。
なるほど、だから撤退も早かったのか。
あれ以上は怒らせるとヤバいということを、彼はちゃんと理解していたのだ。
期待していた女子たちには気の毒だが、正しい判断だ。
「でも合コンにいかなくて良かったの？ 約束してたんでしょ？」
「は？ 知るかよ。飯奢るから来いって誘われたんだよ」
「あー……」
つまりあの友人は爆豪を騙して合コンをするつもりだったのだ。
女子の様子から彼女たちは爆豪の名前を使って集められたのだろう。
性格はこうでも見た目と在籍高校は申し分ないので、食いつきは良かったに違いない。
「雄英ブランドを利用されたねぇ」
「うっぜー」
「ねーねー。合コンってなにするの？ 噂は聞いたことあるんだけど、実際に何をするのか知らないんだよね〜」
「知るかっ」
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瑠依(プロフ) - やっと夢主ちゃんと爆豪くんがくっつきましたね...！とても胸がキュンキュンして1日中、爆豪くんのことしか考えられなくなりました！！最高です！！！これからも更新、頑張って下さい！応援してます！ (2018年6月1日 17時) (
レス) id: 518b20c440 (このIDを非表示/違反報告)
ふーこ(プロフ) - 萌えすぎてハゲそう。これからも頑張って下さい！！！ (2018年6月1日 15時) (レス) id: bce62ace19 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - ここに天才はいたんですね、、、 (2018年5月31日 21時) (レス) id: cfdb26c000 (このIDを非表示/違反報告)
Noah(プロフ) - んあ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"やばいです絵も文才も！これからも頑張ってください！ (2018年5月31日 19時) (レス) id: ce4a985f40 (このIDを非表示/違反報告)
うらら@坂田家.ぴく民.ら民.ゆっ家族.などいっぱい← - え！？！？ちょちょちょちょちょちょ.......絵上手すぎん！？！？！？！？！？！？ (2018年5月29日 23時) (レス) id: 6f50c84bd5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑪瑙 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=agate0320
作成日時：2018年5月13日 13時
