ヒロイック・シンフォニー【Secret】 (ページ47)

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　　　「手伝ってやったんじゃねーか」ページ47

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Aは涙を浮かべながら爆豪をにらみつける。

飲み込んだモノをナカでぎゅっと締めつけている自分が恥ずかしくて。
苦しいけど、その気持ち良さに溶けてしまいそうだった。

「……なに、するの……はぁッ、ん……っ」
「てめーが早く風呂に入りテェって言うから、手伝ってやったんじゃねーか」
「あンっ」

グッと腰を爆豪へと寄せられて２人の繋がりが深くなる。
辛うじて支えていた足を爆豪の腰に回すように動かされて、Aは全ての体重を爆豪に預ける形となった。

「まって、むり……ぃっ」
「俺もそろそろ限界だから一回イかせろや」
「ぁ、あ……ッ！！」

爆豪が一度、Aの体を少しだけ持ち上げて落としながら腰を打ちつける。
またゆっくりと引き抜いて、さらに奥を目指して。
咥え込もうとするナカの良いところを狙って抽送が繰り返される。

それは次第に激しさを増し──……

「んっ、そこ、やぁ……ら、め……っ」
「はぁ？腰、揺れてんぞっ、それに、テメェもちゃんとっ、気持ちいいトコ、あてにきてんじゃねーか」
「あ、ちが……っ、勝己君が、あてて……っあン」

下からの打ちつけにAは何も考えられなくなる。
本能的に体が爆豪を求めていた。
揺れる胸の先端が爆豪の胸板に擦れて、それすらも刺激となる。

「かつ……き君」
「ハ……っ、すげぇ締めつけ。いいぜ、イけよ」
「あ……ッ！？あ、あぁ、んン……！！～～……ッ」

奥まで一気に突き上げた時、頭の中で何かが弾け飛び、Aはナカをひくつかせて達した。

「……ッく」

遅れて爆豪もゴムの中に欲を吐き出す。
熱いものを感じながらAは爆豪の胸に倒れ込んだ。

「はぁ……、はぁ……」
「あーー……この体勢でヤんのヤベェな」
「もう、ばか、ばか……っ」

ソファーに背を預けて倒れこむ爆豪の胸にもたれながら、Aは罵倒の言葉を口にする。
睡眠をとってせっかくスッキリしたというのに、また倦怠感が蘇ってきた。
個性の過剰使用の反動とは違うだるさで体が重い。

やっと呼吸が整ったAは顔を上げる。

「ねぇ勝己くん……キスして」
「ん」

まだ繋がった状態のまま、快楽の余韻に浸りながら唇を差し出した。
爆豪はそれに応える。
食べるように押しつけられる唇が気持ちいい。

「……もっと」
「今のじゃ足りねぇのか？なら、もう一回ヤるか」
「そ、そっちじゃないっ！」

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