ヒロイック・シンフォニー【Secret】 (ページ13)

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　　　「自分で確かめてみろや」ページ13

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Aはツンと主張している胸を大きく上下させて、呼吸を整えていた。

「ダメって、言ってる……のに」
「はンッ、ダメダメ言ってたわりに随分と気持ち良さげに喘いでたじゃねーか」

爆豪が指についた液体をわざとらしく舐めとりながら言うと、Aの目つきが鋭くなった。

「勝己君の馬鹿！もう帰るって言ってるでしょ！どい──ひゃあ、ぅ……、」
「帰すわけねーだろ」

ソファーから逃げようと体を捻らせるAの膝裏に、手を滑らせて胸の近くまで持ち上げた。

「てめーだけイっといて、それはねーだろ」
「私だって好きで……っ、ゃ……あっ、やぁ……」

こんな状況でもまだ口答えしようとするAの秘所に自身を宛てがい、欲望のままに押し進める。

ずぶずぶと腰を進めるたびに、Aは喘ぎ声をおさえることも忘れて誘うように腰を揺らす。
瞳からは生理的な涙がこぼれ落ちていた。

「は……、ぁッ、……待っ、おく……っ」
「あ？もっと奥か？それともこれか？」
「や……ッらめ……、勝己く……、かつ……ああっ！！」

陰核を強めに摘むと、Aは体を弓なりにして達した。
ナカをぎゅーっと締めつけ、爆豪のモノをさらに飲み込もうとする。

「ふ……は……、んン」
「ク……ッ、締め付けんなッ」
「だっ……て、ん、はぁ……。勝己君……」

両手を伸ばして爆豪の首の後ろに回す。
これはキスをねだる動作だ。

望み通り、唇にキスを落としてやる。
もっとじっくりキスしてやりたかったが、爆豪も我慢の限界だった。

「あン、だめ……っ」

細い腰を掴み、ゆるい律動を激しいものへと変えて絶頂を目指す。

「ダメだぁ？欲しいって、顔、してたぞッ」
「そんな、の……、あっ、知らな……ああッ」
「……ぐっ」

一度引き抜いて勢いよく奥を目指して押し込むと、ナカが今まで以上に締めつけを強くした。
その甘美な誘いに逆らわず、爆豪はゴム越しに熱を吐き出した。

＊

「はぁ……、は……ぅ？」

息も絶え絶えに、意識が朦朧としているAを尻目に、爆豪は箱から新たにゴムを取り出した。
Aはぎょっとしている。

「え……？さっきの……、本気なの……？」
「冗談だと思ったんか？」
「ち、ちなみに……ストックは？」
「……さぁ？自分で確かめてみろや」

ニタリと笑うその顔を見て、Aは嫌な汗を流した。

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