176話「逆転劇」 ページ30
ミ?[人工知能の私なら持ってるのです。
この施設のセキュリティデータを...。]
サ「そんな...バカな...!!」
ミ?[信じてください。施設内のマップが必要なんでしょう?]
サ「マップって...!
この施設の構造がわかるかもしれない...!」
ミ?[ナオさんが持ってきてくれたパソコンがあれば、そのデータを渡せるんです。]
パソコンがあれば出来るのに...チップを必要とする理由とは...?
サラちゃんも疑い、ミシマさんに言われるがままパソコンをモニターに繋げようとしているナオちゃんの事を止めようとしていた。
ナオちゃんはサラちゃんの静止も聞かずにパソコンを繋げると...モニターに映るミシマさんが豹変した。
AI[あなたは本当に扱いやすい...。
このパソコンも...チップも...デスゲームに非常に邪魔なノイズだった。
...でも、これでガシュー様も安心する。]
ガシューが廊下の前で時間稼ぎをしていたのは...この計画を予想していたからなんだね...。
でも...シンさんのハッキングによる協力は予想していなかった...。
ミシマさんのAIは私達に絶望を見させるような言葉を言ったが......遂には逆に苦しみ始めた。
ハッキングプログラムが上手く効いたんだ...!
AI[グッ...!?
な、なんだ...!?これは...!?]
エラーが起きた。
AI[クソッ...!!なぜ...!!]
ナ「うまく...いきましたね。」
ソ「そうみたいだね、ナオさん。」
『やっぱり、これが作戦...だったんですね。』
無事にハッキングプログラムが作動している。
AI[ナオ...!貴様なにをした...!!こんな...!!]
ナ「気安く呼ばないで...!!
先生の声で...先生の姿で...私の名前を呼ばないでください!!」
ナオちゃんは本当に...強くなった。
きっと...私なんかよりも。
AI[ナオ...お前...まさか...初めから...!!]
ナ「私と先生の絆が...そんなか細い物だと思いましたか...!?」
信じあっていた2人を知っているから...ミシマさんとナオちゃんの絆の強さはかけがえのないものだと分かる。
ソ「ねえ、サラさん。
パソコンにあった謎のプログラム覚えてる?」
サ「え...?『エ ッチなファイル』?」
ソ「その通り、笑っちゃうよね。
ファイル名『エッ チなファイル』...。
あれさ...カイさんが用意した奥の手だったんだ。
イニシャル『H』のファイル...実は組織の情報を吸収する為の...ハッキングプログラムだったんだ。」
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伊豆花織(プロフ) - きてる©さん» 一気見ありがとうございます!!コメントまで嬉しいです!ここからも面白い話を更新出来るように頑張ります! (2021年9月28日 22時) (レス) id: 32bef120c2 (このIDを非表示/違反報告)
きてる©(プロフ) - めちゃくちゃ好きです…!一気読みしてしまいました…💦更新頑張って下さい!楽しみにしてます! (2021年9月28日 22時) (レス) id: 6a4605f739 (このIDを非表示/違反報告)
伊豆花織(プロフ) - 望さん» 愛の告白…!!嬉しいです!期待の言葉ほど嬉しいものはありません!これからもバンバン投下していきますので心臓にはお気を付け下さい! (2021年9月20日 23時) (レス) id: 32bef120c2 (このIDを非表示/違反報告)
望(プロフ) - ホントに………好きです。愛してます。これからの展開が楽しみすぎて………ちょっと心臓が持たないです… (2021年9月20日 22時) (レス) id: 3d0f44108d (このIDを非表示/違反報告)
伊豆花織(プロフ) - あいすくりぃむとちょこれぃとさん» 見てくれた上にコメントまで…!ありがとうございます!“ソウさん”との関係は今後も書いていく予定なのでご期待下さい! (2021年9月20日 18時) (レス) id: 32bef120c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:伊豆花織 | 作成日時:2021年9月9日 20時