167話「ファイル」 ページ21
サラちゃんが真剣に読んでいるので、皆も思った事を口に出さずにパソコンを見ていたが、『エッ チなファイル』にサラちゃんがマウスを持って行くとQタロウさんがすかさず声をあげて、阻止をした。
Q「お、おい!やめとけって!そんなもん!!」
サ「わ、私だって気が乗りませんが...!」
ケ「...画像ファイルじゃないね、それ。」
サ「え...?」
ケイジさんの言葉に疑問を持ったサラちゃんが再びフォルダに矢印を持っていき、ダブルクリックをすると記号や数字の文字列が表示された。
ケ「...さっぱりだねー。カイの趣味は信じがたいよ。」
Q「これって、なんつーか...。
プログラミングとかいうヤツなのか?」
勿論、これを理解出来るのなんてソウさんだけだ。
サラちゃんは首を傾げてフォルダを閉じた。
例の『サラさんへ』と名前の付いたファイルを開いてサラちゃんは再び真剣に読み始めた。
そして、また静寂を切り裂いたのはQタロウさんだった。
Q「アスナロ...だと!?」
ソ「び、ビックリした...どうしたの?」
ソウさんは後ろにいるQタロウさんに大声で叫ばれたからか、物凄く驚いていた。
Q「オレが世話になった孤児院と...同じ名前ぜよ...!!」
ケ「...落ち着きなって、先を読もう。」
再び読み始め、サラちゃんも『紗良』フォルダのパスワードの解き方を知る事となった。
Q「...なあ、ソウ。
これでサラの疑いは晴れたんじゃないか?」
ソ「え...?」
Q「お前さん、言ってたじゃねーか。
サラ、カイ、ジョーは手を組んだ黒幕だとかなんとか。」
ソ「それは...売り言葉に買い言葉だよ。
ボクもあの時は冷静じゃなかったんだ。
ごめんね、サラさん。仲直り出来て嬉しいよ。」
遂に...目的の『紗良』フォルダを見る事ができる。
サラちゃんがお母さんの名前を入れるとフォルダが開き、2つのファイルが入っていた。
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伊豆花織(プロフ) - きてる©さん» 一気見ありがとうございます!!コメントまで嬉しいです!ここからも面白い話を更新出来るように頑張ります! (2021年9月28日 22時) (レス) id: 32bef120c2 (このIDを非表示/違反報告)
きてる©(プロフ) - めちゃくちゃ好きです…!一気読みしてしまいました…💦更新頑張って下さい!楽しみにしてます! (2021年9月28日 22時) (レス) id: 6a4605f739 (このIDを非表示/違反報告)
伊豆花織(プロフ) - 望さん» 愛の告白…!!嬉しいです!期待の言葉ほど嬉しいものはありません!これからもバンバン投下していきますので心臓にはお気を付け下さい! (2021年9月20日 23時) (レス) id: 32bef120c2 (このIDを非表示/違反報告)
望(プロフ) - ホントに………好きです。愛してます。これからの展開が楽しみすぎて………ちょっと心臓が持たないです… (2021年9月20日 22時) (レス) id: 3d0f44108d (このIDを非表示/違反報告)
伊豆花織(プロフ) - あいすくりぃむとちょこれぃとさん» 見てくれた上にコメントまで…!ありがとうございます!“ソウさん”との関係は今後も書いていく予定なのでご期待下さい! (2021年9月20日 18時) (レス) id: 32bef120c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:伊豆花織 | 作成日時:2021年9月9日 20時